男女共同参画推進への取り組み
男女共同参画映画上映会を開催しました
2025/11/27
男女共同参画推進室はジェンダーやセクシュアリティに関わる映像作品の上映会として、11月17日に有瀬キャンパス・11月25日にポートアイランド第1キャンパスで2023年の東京都杉並区長選挙を追ったドキュメンタリー「映画 ○月○日、区長になる女。」(2024年・110分・日本・監督:ペヤンヌマキ)を上映し、両キャンパスあわせて約260人が視聴しました。
この上映会は2019年度より毎年実施しています。
本作は、再開発や道路拡張、公共施設の見直しをめぐる区政への不安や疑問を背景に、住民が一人の女性を候補者に迎え、3期12年続く現職区長に挑む選挙活動を記録したドキュメンタリーです。
勝敗だけに焦点を当てるのではなく、候補者の等身大の姿や、支援者による「草の根の活動」が広がっていく様子を通して、“区民が主役”として政治に関わる姿が描かれていました。「草の根民主主義」や「女性と政治」といった視点から、政治と私たち一人ひとりの暮らしとのつながり、そして市民が政治にどのように関わりうるのかを考えるきっかけを与えてくれる作品でした。
- ジェンダーのこともそれ以外のことも、現状を諦めたりただ嘆くだけではなくて、声をあげ、行動することが大事だとこの映画を見て改めて学びました。杉並区ではきっと今後、女性区長や女性議員は当たり前の存在になっていくと思います。こういった認識が全国に広がっていくことがジェンダー平等に繋がるんだろうと感じました。
- 「勝った/負けた」という単純なサクセスストーリーではなく、出馬を決めた岸本さんの葛藤や、支援者との意見のすれ違いといった過程に政治の意味があるのだと感じました。政治は「私たちの声」が反映される場なのだなと思いました。
- 当選したことは感動するシーンでしたが、本人も支援者もこれはスタートラインという心構えで、周りで支えていた人も議員に選ばれたり、その後も多くの女性が政治に関わり社会貢献していこうとする姿が印象的でした。1人の女性リーダーが生まれたことでの「カリスマ性のある政治」というより、チームとしての政治のあり方を示していたようにも見えました。
視聴した学生からの感想(一部抜粋)
2025年度のチラシはこちら

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