神戸学院大学

男女共同参画推進への取り組み

第7回「森わさ賞」受賞者が、内田まやこさん(神戸学院大学薬学部卒業、同大学院薬学研究科修了)に決定しました

2026/02/13

内田まやこさん
内田まやこさん
校祖 森わさ
校祖 森わさ

本学では、1912(明治45)年に現在の学校法人神戸学院の始まりである「私立森裁縫女学校」を創立した校祖・森わさの志と建学の精神を継承し、研究、教育、社会において活躍する女性の教職員、卒業生、修了生を顕彰する「森わさ賞」を2019年度に創設しました。

このたび開催された「森わさ賞選考委員会」(委員長:備酒伸彦学長)において、内田まやこさん(国立大学法人九州大学病院 教授・薬剤部長)が第7回の受賞者に決定しました。

内田さんは1999年3月に本学薬学部を卒業後、同大学院薬学研究科に進学し、2001年3月に修了しました。その後、国立大学法人九州大学病院に入職し、薬剤師として臨床現場における経験を積まれました。また、2016年には大阪薬科大学(現・大阪医科薬科大学)の講師に、さらに2021年からは同志社女子大学薬学部の教授に就任し、大学教員として臨床薬学分野の課題解決に向けた研究を続けてこられました。学会や研究会においても数多くの受賞歴があります。2024年には九州大学病院薬剤部長に就任し、臨床・教育・研究・組織運営の幅広い領域を統括されています。

スケジュールの都合で表彰式の開催は叶いませんでしたが、内田さんには表彰状と副賞のクリスタルトロフィーを贈呈しました。内田さん、備酒学長のコメントは次のとおりです。

内田さんの受賞コメント
このたびは栄えある賞にご選出いただき、誠に光栄に存じます。備酒学長先生をはじめ選考委員の皆さま、推薦いただきました岡本正志先生、男女共同参画推進室の皆さまに、心より深く感謝申し上げます。
貴学の「真理愛好・個性尊重」という建学の精神は、多様な個性や考えを尊重し、互いに認め合いながら成長していくことを大切にされているものと理解しております。内閣府の令和3年版男女共同参画白書によれば、女性管理職比率は上昇傾向にあるものの、2020年時点では係長級21.3%、課長級11.5%、部長級8.5%にとどまり、上位役職における女性比率の低さが課題です。
こうした現状を踏まえ、校祖・森わさ先生の志である「艱難(かんなん)にくじけず自活していける女性」ならびに「真に社会に役立つ人間」の育成という理念を受け継ぎ、女性の社会的活躍の推進に貢献してまいりたいと存じます。
在校生の皆さまには、自らの可能性を信じ、未来に向かって羽ばたいていかれることを願っております。
結びに、神戸学院大学の今後ますますのご発展と、教職員ならびに在校生の皆さまのご健勝とご活躍を心より祈念申し上げます。

備酒学長のコメント
森わさ賞の選考にあたり、内田まやこさんのご活躍を目にしたとき、森茂樹初代学長が、母である校祖・森わさに送った手紙の一節「謙譲な心と何処までも奮闘し発展する精神力が盛んに躍動しております」が頭に浮かびました。研究と教育で多大な業績を築かれ、組織を牽引し、女性活躍を推進される内田さんの姿は、まさにこれを具現化されたものです。
内田さんのご活躍は、本学に関係する誰にも励みになるもので、この度、本賞をお贈りできることは私たちにとっても栄えあるものです。
どうぞ今後とも、益々のご活躍をお祈り申し上げます。