神戸学院大学

大学紹介

2021年度自己点検・評価

神戸学院大学は、1966年に初代学長・森茂樹博士の下、建学の精神「真理愛好・個性尊重」を掲げて、栄養学部だけの入学定員100人の単科大学として、現在の有瀬キャンパスに創立されました。それから半世紀あまりが経ち、2007年にポートアイランドキャンパス(現在のポートアイランド第1キャンパス)、2019年9月にポートアイランド第2キャンパスならびに神戸三宮サテライトを開設し、開設当初、栄養学部のみであった学部は2018年4月に心理学部、2019年4月に心理学研究科を開設するなど、合計10学部・8大学院研究科となり、1万1千人あまりの学生を擁する文理融合型私立総合大学に発展しました。これは私立大学としては神戸市内で最大規模、兵庫県下でも2番目の規模となります。

2012年、法人創立100周年を機に公表した「神戸学院100年宣言」をもとに、2013年度から5年の間に実施すべき具体的施策を「中期行動計画」としてとりまとめて以来、大学の理想、将来像を描き、現実を大学がめざす姿に近づけるために、現状分析に基づく5年ごとの中期行動計画を策定し、継続して取り組んでいます。2021年度は、2017年度に策定した「第2次中期行動計画(2018-2022)」の4年目となります。

この度、2021年度の年次達成度報告書をとりまとめましたので、次のとおりご報告いたします。 2021年度は、2020年度に引き続き新型コロナウイルス感染拡大が、様々な形で計画実行に大きく影響しましたが、大学憲章の基本理念に基づき、教育、学生支援、研究、社会貢献並びに大学運営を推進することを「第2次中期行動計画(2018-2022)」の基本方針として、5つの分野ごとに設定した中期目標の実現を図りました。

教育分野
三つのポリシーに基づき、学生の成長を促す教育を実践することを中期目標に、8項目にわたる中期計画を実行した結果、「教育のグローバル化推進」、「附属中学校・高等学校との連携推進」が目標をやや下回る結果となりました。それ以外は、おおむね目標どおりとなりました。なお、「学士課程教育の質的向上の推進」においては、学部独自の学生アンケートへの取組みなど計画を上回る成果を上げている項目もありました。
学生支援分野
学生の成長を支える総合的な学生支援を実施することを中期目標に、6項目にわたる中期計画を実行した結果、「学生生活支援の充実」「課外活動の奨励と支援」では新型コロナウイルス感染拡大の影響による活動自粛等に伴い、目標をやや下回る結果となりました。それ以外はおおむね目標どおりの結果となりました。
研究分野
多様で優れた学術研究を奨励し、その結果を広く社会に還元するとともに、地域と連携した特色ある研究の拠点形成を推進することを中期目標に、3項目にわたる中期計画を実行した結果、いずれの計画においても一定の成果が上がっており、一部課題は残るものの、おおむね目標どおりの結果となりました。
社会貢献分野
地域連携、産学官連携の強化により、広く社会に貢献し、大学の社会的責任を果たすことを中期目標に、4項目にわたる中期計画を実行した結果、「教育研究成果の社会への還元」「ボランティア活動の推進と支援体制の充実」「総合型地域スポーツ・文化クラブ事業の推進」については、新型コロナウイルス感染拡大の影響等により、目標をやや下回る結果となったものの、「地域連携ネットワークの強化」については、おおむね目標どおりの結果となりました。
大学運営分野
学長のリーダーシップの下で、効率的で機動的な大学運営を行うことを中期目標に、7項目にわたる中期計画を実行した結果、「内部質保証システムの機能的有効性の促進」については、法人全体の体制整備への対応が遅れる等、目標をやや下回る結果となりました。それ以外については、積極的に様々な取り組みを実施しており、全体的にはおおむね目標どおりの結果となりました。

神戸学院大学第2次中期行動計画 中期計画(第3層) 2021年度達成度評価

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