総合リハビリテーション学部の田代大祐講師が「はりま産学交流会 創造例会」で講演しました
2026/06/25
総合リハビリテーション学部の田代大祐講師が、6月19日に姫路商工会議所で開催された「はりま産学交流会 創造例会」において、「呼吸の可視化技術の社会実装〜スマートフォンアプリによる新たな呼吸評価と産学連携〜」と題した講演を行いました。
講演では、田代講師が開発したスマートフォン内蔵センサを用いた呼吸運動の可視化アプリ(Respi Checker)について紹介しました。このアプリは、呼吸に伴う腹部の隆起量(腹部隆起量)を計測することを目的としています。開発に先立って実施した検証では、腹部隆起量が既存の呼吸機能指標と関連することが確認されており、測定方法として一定の信頼性および妥当性を有することが示されています。このため、アプリを活用することで、臨床・在宅・健康増進への応用可能性が広がり、医療×工学による社会実装の実現が近いこと、それを実現していくための産学連携の展望について報告しました。
普段は意識しない呼吸ですが、呼吸機能は自分でコントロール可能であり、日常生活動作とも密接に関係しています。その呼吸を身近にあるスマートフォンにより可視化できることから、講演後の質疑応答や交流会においても、今後利用が想定される場所について多くの質問が寄せられ、本交流会の会員企業をはじめ多くの来場者から高い関心を得ました。これからもはりま産学交流会を通じて、本学と企業等との産学連携が活発になり、共同研究等を通じた社会実装に繋がることを期待します。
はりま産学交流会は、1995年に姫路産学交流会として発足し、姫路商工会議所内に事務局が設置され、姫路経営者協会・第一部会の活性化策としてスタート。現在は、はりま産学交流会へ改称され、交流地域を姫路から播磨地域全体へと拡大している産学連携プラットフォームです。この交流会では、ものづくり企業を中心に約100社の会員企業が集まり、主に関西圏の8大学等、県下の行政機関や支援組織との連携を図り、自主運営により新たな事業創出、プロジェクトコンテスト、展示会等のさまざまな活動を展開しています。


