神戸学院大学

【教職員の皆様へ】新型コロナウイルスについて(2020年3月27日更新)

2020/03/27

2020年3月27日更新
2020年3月18日掲載

新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大しております。以下の注意事項を確認し、また、外務省、厚生労働省等の情報に注意しながら、一人ひとりができる感染症対策に努めてください。(主な更新部分は太字で示しています)

(1) 海外への渡航について
【教職員の海外渡航に係る危機対応の注意事項】本学事象別危機管理マニュアル<教職員編>一部抜粋
・外務省の危険情報に基づく安全対策目安のレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)の危険レベルに該当する国または地域への出張は原則として延期または中止とし、出張中の者は可能な限り帰国してください。レベル3(渡航は止めてください。<渡航中止勧告>)またはレベル4(退避してください。渡航は止めてください。<退避勧告>)の危険レベルに該当する場合は原則として出張は延期または中止とし、出張中の者は速やかに該当する国または地域から帰国または退避してください。
・私用で海外に渡航しようとする教職員は、「海外旅行届」〔提出先:総務部〕を提出し、レベル2以上の危険レベルに該当する国または地域へ渡航する場合には、国内外の関係機関や本学が提供する危機管理情報を十分に考慮して、渡航の中止または延期を視野に入れて渡航の是非を判断してください。なお、緊急事故・トラブル等の不測の事態に備えて、海外旅行保険に加入(任意・自己負担)するようにしてください。(学内情報サービスマニュアルに掲載)

外務省が発出する「海外安全情報」には「危険情報」と「感染症危険情報」があります。
4段階のカテゴリーは以下のとおりです。
 レベル1:十分注意してください。
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

外務省の感染症危険情報の危険レベルは以下のとおりです。
・中国:中国湖北省全域・浙江省温州市が危険レベル3、中国(湖北省・浙江省温州市以外)が危険レベル2
・韓国:大邱(テグ)広域市及び慶尚北道慶山(キョンサン)市、慶尚北道奉化(ポンファ)郡、安東(アンドン)市、永川(ヨンチョン)市、漆谷(チルゴク)郡、義城(ウィソン)郡、星州(ソンジュ)郡、清道(チョンド)郡及び軍威(グンウィ)郡が危険レベル3、韓国のその他の地域が危険レベル2
・インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム及びマレーシアが危険レベル2
・アイルランド、スウェーデン、ポルトガル、アンドラ、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、スイス、スペイン、スロベニア、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、フランス、ベルギー、マルタ、モナコ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、アイスランド及びサンマリノが危険レベル3
・英国、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スロバキア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、ブルガリア、ポーランド、ラトビア、リトアニア、ルーマニアが危険レベル2
・イランが危険レベル3
・イスラエル、カタール及びバーレーンが危険レベル2
・コンゴ民主共和国が危険レベル2
・米国全土が危険レベル2
・上記以外の国が危険レベル1

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一部の国で日本人及び日本からの渡航者に対する入国制限や入国後の行動制限措置が実施されています。
帰国の際に商業便の運航停止などにより帰国ができなくなる可能性があり、外務省の危険情報の危険レベルが全世界一律に危険レベル2となっております。

【参考】外務省海外安全情報
  https://www.anzen.mofa.go.jp/

(2)各国から日本に入国する際の注意点
新型コロナウイルスの潜伏期間は、現在のところ不明ですが、他のコロナウイルスの状況などから最大14日程度と考えられています。
  日本国内における公共交通機関の使用禁止や検疫所長が指定する場所で14日間待機など指示がでておりますので、 必ず入国時には検疫官等の指示に従い、感染拡大防止に努めるとともに、症状がないことを確認して、登学するようお願いいたします。

  国・地域別の入国管理の状況については「関西国際空港 日本国出入国在留管理庁からのお知らせ
  をご確認ください。
      
  【参考】外務省 日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化(新たな措置)
      https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C041.html

  【参考】外国(特に中国、韓国、イラン、エジプト、米国、欧州各国)に留学中の日本人学生の皆さんへ
      https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1405561_00001.htm 

(3)新型コロナウイルス感染症について、感染が疑われる場合に、患者を診療体制等の整った医療機関に確実につなぎ、市民の不安を軽減するため、国の通知に基づき、以下のとおり神戸市の保健所に「神戸市新型コロナウイルス感染症 帰国者・接触者相談センター」が設置されています。
下記に該当する方は、診療体制等の整った医療機関を受診するために、医療機関を受診する前に、まず、「神戸市新型コロナウイルス感染症 帰国者・接触者相談センター」の専用電話にご連絡ください。

 <相談対象者>
 ①発熱または呼吸器症状を有し、新型コロナウイルス感染症であることが確定した方と濃厚接触歴のある方
 ②37.5度以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内に湖北省・浙江省に渡航または居住していた方
 ③37.5度以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、「発症前14日以内に湖北省・浙江省に渡航または居住していた方」と濃厚接触歴がある方

 ※濃厚接触とは、次の範囲に該当するものである。
 ・新型コロナウイルス感染症が疑われる方と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった方
 ・適切な感染症防護無しに新型コロナウイルス感染症が疑われる患者を診察、看護もしくは介護していた方
 ・新型コロナウイルス感染症が疑われている方の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い方

 神戸市新型コロナウイルス感染症 帰国者・接触者相談センター専用電話番号:078-322-6829
 受付時間:24時間(土日・祝日含む)
 ※神戸市以外にお住まいの場合は、お住まいの地域に「帰国者・接触者相談センター」があればご連絡ください。
  緊急時は、マスクを着用するなどし、事前に医療機関へ連絡したうえで、医療機関を受診してください。
【参考】神戸市保健福祉局保健所予防衛生課
  
(4) 「手洗い」「マスク着用」等の予防対策をしてください。
新型コロナウイルスに過剰に心配する必要はありません。新型コロナウイルスに感染しないようにするためには、「手洗い」や「マスクの着用」を含む「咳エチケット」などの通常の感染症対策が重要です。
 ①常に「手洗い」と「うがい」を習慣づけてください。
 ②咳やくしゃみが出る時で万が一マスクが無い場合はティッシュやハンカチなどで口と鼻を覆って、他人から顔をそらし1メートル程度はなれるようにしてください。
 ③鼻をかんだあとは、ティッシュなどはすぐにゴミ箱に捨ててできる限り手洗いをしてください。
 ④咳やくしゃみの際、手で口を覆った場合は、すぐに手洗いをしてください。
「手洗い」
  https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593494.pdf
「マスクの着用」を含む「咳エチケット」
  https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593495.pdf

【参考】首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

【厚生労働省】新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

(5)新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力ください。
(厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議からの注意喚起)
屋形船、スポーツジム、ライブハウス、展示商談会、懇親会等で集団感染のクラスターの発生が報告されています。
集団感染が確認された場では、以下の3つの条件が同時に重なった場所とされています。
日頃から感染症の予防に努め、集団感染しやすい場所や場面をさける行動をとってください。
①換気の悪い密閉空間
②多くの人が密集
③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われている。

構内においても、3つの条件が同時に重なる場となることを避けるため、
①換気の悪い密閉空間にしないための換気の徹底
②多くの人が手の届く距離に集まらないための配慮
③近距離での会話や大声での発声をできるだけ控えることにご協力ください。
併せて、咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策の徹底にもご協力ください。
また、バランスのとれた食事、適度な運動、休養、睡眠などで抵抗力を高めていくことにも心がけてください。

「若者世代は、新型コロナウイルス感染による重症化リスクは低いです。でも、このウイルスの特徴のせいで、こうした症状の軽い人が、重症化するリスクの高い人に感染を広めてしまう可能性があります。皆さんが、人が集まる風通しが悪い場所を避けるだけで、多くの人々の重症化を食い止め、命を救えます。」

本人やその家族等が罹患した場合並びに本人に発熱等の風邪症状が見られる場合には、毎日、体温を測定して記録をとるとともに、他者への感染拡大防止のため、外出を控え、大学に連絡した上で、出勤しないでください。

以下のいずれかに該当する場合は、帰国者・接触者相談センターにご相談ください。
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方
 (解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
なお、高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方、透析を受けている方及び免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方は、風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合は、帰国者・接触者相談センターにご相談ください。

新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000602323.pdf

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00011.html

以 上


2020年3月27日更新
2020年3月26日更新
2020年3月24日更新
2020年3月23日更新
2020年3月19日更新
2020年3月18日更新
2020年1月31日第3報
2020年1月31日第2報
2020年1月20日第1報