神戸学院大学

韓国江原道庁からの研究員2人が帰国を前に佐藤学長らに御礼のあいさつをしました

2020/12/16

佐藤学長から外国人研究員在籍証明書を受け取る金さん(中央)と趙さん(右)
佐藤学長から外国人研究員在籍証明書を受け取る金さん(中央)と趙さん(右)
佐藤学長から受け取った在籍証明書を手にする金さん(右)と趙さん(左)
佐藤学長から受け取った在籍証明書を手にする金さん(右)と趙さん(左)
左から浜本教授、岡部所長、趙恩兒さん、佐藤学長、金恩敬さん、住大学事務局長、小畑参与、金世徳教授
左から浜本教授、岡部所長、趙恩兒さん、佐藤学長、金恩敬さん、住大学事務局長、小畑参与、金世徳教授

韓国江原道(カンウォンド)庁から派遣されていた研究員の金恩敬(キム・ウンギョン)さんと趙恩兒(チョ・ウナ)さんが滞在を終えて帰国するのを前に12月16日、佐藤雅美学長と住智明大学事務局長に御礼のあいさつをしました。ポートアイランド第1キャンパスを訪れた2人には佐藤学長から外国人研究員在籍証明書が手渡されました。

江原道庁は日本でも大ヒットした韓国ドラマ「冬のソナタ」の舞台となり、多くの観光客が訪れる春川(チュンチョン)にあり、鶏料理の「タッカルビ」が有名です。2人は今年3月から本学に在籍し、神戸の観光事情などについて研究していました。

佐藤学長、住大学事務局長らと懇談した2人は、「大学の皆さんにはいろいろ面倒を見ていただいて感謝しています。おかげで日本での生活はとても楽しかったです」と、笑顔で語りました。佐藤学長から「神戸のどの場所が気に入りましたか」と質問され、趙さんは「何度も訪れた布引の滝です。美しい景色でした。滝を見ながら茶店で食べたうどんはとてもおいしかったです」と答えました。金さんは「六甲山のオルゴールハウスなどに連れていっていただき、神戸の美しい夜景を一望にできたのが印象に残っています」と答えました。佐藤学長は、「韓国に帰国されたらぜひ神戸の街の良さを伝えてください。また、コロナ禍の最中に日本で暮らしたということ自体が貴重な経験になったと思います」と送別の言葉がありました。

懇談には江原道庁側から金世徳(キム・セドク)大阪観光大学教授、本学から韓国事情に詳しい浜本宏経営学部教授、国際交流センターの岡部芳彦所長と小畑佳弘参与が同席し、日韓の若者同士の親善交流をどう進めるかなどについて語り合いました。

2人の研究員は今月下旬に帰国し、金さんは道庁建築課、趙さんは土地課で本学での研究や日本での体験を生かして勤務を再開します。