兵庫県立舞子高等学校の生徒に高大連携事業を実施しました
2025/07/10
本学と教育提携協定を締結している兵庫県立舞子高等学校の普通科(先進理工類型)2年生10人が7月4日に有瀬キャンパスで総合リハビリテーション学部の教員による講義・実習を体験しました。
今回の取り組みは、理工系分野の人材育成を目的に、同校に設置された学校設定教科「アドバンストスタディズ」の授業の一環として実施されたものです。
最初に、理学療法学科の柿花宏信講師より、「理学療法入門 物理療法とその目的について」をテーマに、理学療法研究室で講義を行った後、理学療法学科学生による電気やパラフィン、電磁波を使用した物理療法を体験しました。
続いて作業療法学科の塚原正志講師の指導のもと、「機能的作業療法と日常生活活動練習」をテーマに、身体障害治療学実習室で作業療法前後の機能が向上した違いを、実際に利き手と反対の手を使って体感しました。
最後に社会リハビリテーション学科の小坂菜生講師より、「身近なアクセシビリティ」をテーマにミニ講義があり、アイトラッカーを使用してPC操作を体験しました。
生徒たちは、最先端の設備や実験器具等を用いた実習に興味津々な様子で、教員の説明に熱心に耳を傾けていました。