神戸学院大学

【ウィズコロナ 学生はいま】オンラインでボランティア活動再開の準備中です

2020/08/03

ボランティア活動支援室学生スタッフ子ども班リーダーの加見圭吾さん
ボランティア活動支援室学生スタッフ子ども班リーダーの加見圭吾さん

法学部3年次生 加見 圭吾さん

子どもに関わることが好きで、学内外でボランティア活動をしていますが、今はコロナ禍で再開に向けてのオンラインでの話し合いが中心になっています。

◆学生スタッフ子ども班のリーダーとして
ボランティア活動支援室学生スタッフ子ども班のリーダーをしています。子ども班は去年は「サマーボランティア」として流しそうめんや水鉄砲遊びなどをして子どもたちに喜ばれたのですが、今年は残念ながらできません。代わりに児童館とオンラインでつなぎ、一緒に〇×クイズなどで遊ぶ企画を盆明けに実施することが決まり、Zoomのミーティングなどで順調に準備も進んでいます。

◆ボランティア交流会もオンラインで
また、国際班、医療班など各班の活動に参加を呼び掛ける「ボランティア交流会」が今年は対面で実施できず、Zoomで毎週木曜日に全6回の「オンラインボランティア交流会」を開きました。私も2度、子ども班の活動などについて説明しました。最初は学生スタッフの活動が課外活動などと「かけもち」できるかというテーマで、「十分できるけれどもスケジュール管理が大切です。二重に予定を入れたりしないように」と話しました。2度目は子ども班の活動紹介で、個々の内容はほかのスタッフ4人がリレー形式で担当し、スムーズに流れたのでほっとしました。後半は、学外ボランティアの紹介でした。私が所属する神戸市総合児童センター(愛称こべっこランド)の学生ボランティア「こべボラ」の皆さんが自宅から参加してくれました。

◆こべボラのメンバーともLineでやりとり
こべボラの男性メンバーは3人だけで、本学からは私1人です。こべっこランドは新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館が長く続いていました。他大学の学生と一緒に活動し、交流できるのが魅力でしたので、とても残念な事態です。今は次の企画をLineなどでメンバーとやりとりしながら練っています。就職は教員も選択肢の一つですので、多くの小中学生らと交流してきたことが役に立つかもしれません。

◆法学部では模擬裁判の授業もZoomで
法学部では民事訴訟法の授業を多く受講しています。特に角森正雄先生(副学長)のゼミで実施される「模擬裁判」に興味深く取り組んでいます。学内には裁判所の法廷を模した法廷教室もあるのですが、使うのはもっと先です。今は原則としてオンライン授業ですからZoomを使って各自自宅から受講し、弁護士役になったり証人役になったりします。証人役の証言はほとんどアドリブで、どんな展開になるかは予想もつかず、とても面白い授業です。