神戸学院大学

卒業生の西川さんが小学校の教師としてパプアニューギニアで活動しています

2018/12/19

卒業生の西川康さん(2018年経済学部卒)が、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として、小学校の教師としてパプアニューギニアに派遣され、活動しています。

派遣先は同国本島東端のミリンベイ州アロタウ。10月23日から2年間、コエアブル小学校で算数と体育を教えます。

西川さんは「パプアニューギニアという国について知らない方が多いと思いますので、パプアニューギニアの生活や日本との違い、私の活動などを知ってもらいたいです」と話しています。西川さんからレポートが届いたので紹介します。

【西川康さんの現地リポート】
パプアニューギニアは1年を通じて気温が25度から35度という温暖な場所にあります。温暖な気候なため、ココナッツやマンゴーを一個1K(キナ)30円ほどで買うことができます。800以上の現地語があると言われていますが、私の住んでいるミルンベイ州では主に英語を使ってコミュニケーションをとっています。住居は床下の湿気を防ぐため、全ての家が高床式住居となっています。

現在は、活動が始まったばかりでコエアブル小学校の授業を見学し、生徒や先生の現状などの確認を行っています。要請内容は体育、算数の授業の質、生徒の学力の向上を行うことです。パプアニューギニアの児童は、日本と比べるとシャイな性格で人見知りをする児童が多いような感じがします。

2019年から体育と算数の授業を担当します。そして、少しずつ授業の質の向上を現地の先生方と協力しながら行う予定です。