2021年度後期学長主催懇談会をオンラインで実施しました
2022/03/23
2021年度後期学長主催懇談会を2月15日に、オンライン(Zoom)で実施しました。この学長主催懇談会はさまざまな分野で功績のあった学生を称え、今後の励みにしてもらうことを目的に毎年開催しています。後期は、今年佐藤学長の任期が最後ということで、学生や地域社会のサポートをしている団体の代表など9人の学生が招待されました。
◆学生や地域社会のサポートをしている団体代表など学生9人
参加したのは以下の9人です。▽朝鮮大学校(韓国)交換留学派遣生として、「韓国語で挨拶をしよう!の会」や「日韓オンライン交流会」の企画・実施を行った田中萌恵さん(法学部4年次生)▽ピア・サポート代表としてポートアイランド第1キャンパスになんでもBOX(大学へのご意見箱)の設置やピア・サポート周知ポスターの制作などを行った新稲陸さん(現代社会学部2年次生)▽オーキャンズ(KPC)代表として、キャンパスツアー・オンライン学生相談会の実施やキャンパス紹介動画の企画、撮影および編集等を行った大藤優菜さん(法学部2年次生)▽オーキャンズ(KAC)代表として、オープンキャンパスの企画及び運営やキャンパス紹介動画の作成を行った岡田太陽さん(心理学部2年次生)▽学生団体協議会代表として、「新入生歓迎行事」や「リーダーズ・トレーニング」の企画・実施を行った岡田龍樹さん(法学部3年次生)▽体育会本部会長として、「リーダーズ・トレーニング」の実施や「4大学マラソン大会」の企画・実施を行った中谷綾乃さん(総合リハビリテーション学部3年次生)▽大学祭中央実行委員会長として、「大学祭」における企画・実施を行った平瀬明日花さん(現代社会学部3年次生)▽大学祭中央実行委員副会長として、「大学祭」における企画・実施を行った宮川葵さん(現代社会学部3年次生)さん▽文化会本部会長を務めた根来太一さん(経済学部3年次生)
◆コロナ禍での課外活動は、今までとは違った苦労が押し寄せた
コロナ禍での課外活動は、活動に制限があったため、例年とは違う苦労を経験した参加学生が多く、どのような工夫をして活動を盛り上げていくかを懇談会で語り合いました。ピア・サポート代表の新稲さんは、ピア・サポートの活動や成り立ちを周知させるべく、オリジナルポスターを作成するだけでなく、「コロナ禍だから、何もしないと諦めるのではなく、プロジェクトチーム制度の新設や団体内ポータルサイト(グループウェア)を導入するなどして『ウィズコロナ』でも持続可能なピア・サポート活動を実施していきたい」と今後の活動について熱く語りました。
またオーキャンズ(KPC)代表の大藤さんとオーキャンズ(KAC)代表の岡田さんは、コロナ禍での運営に苦労しており、「コロナ禍でオープンキャンパスが実施できないため、モチベーションが見いだせず、何もすることがないから脱退するメンバーが多かった。今後は、コロナ禍が終わっても運営が維持されるように、業務の引継ぎに力を入れている」とコロナ禍でのモチベーションをいかに見出すかという点について語りました。
以前オーキャンズに加入していた朝鮮大学校(韓国)交換留学派遣生の田中萌恵さんは、加入当時に感じていた「オーキャンズの週1ミーティングの形骸化」という課題をあげ、体育会本部会長の中谷綾乃さんも同様、コロナ禍による組織のモチベーションの低下に危機感を覚えており、「メンバーとのコミュニケーションを密にとることや、新しい取り組みを行う際に目標を掲げることで、モチベーションの向上に取り組んでいる。」と解決策を語りました。
今回の懇談会では、参加学生と苦労した経験を共有することで、今後の課題や解決策をみんなで話し合うことができ、有意義な時間となりました。