神戸学院大学

「総領事館連携講義」でレジャバ駐日ジョージア大使が講義しました

2026/01/20

講義するジョージアのレジャバ大使
講義するジョージアのレジャバ大使
学生の質問に答えるレジャバ大使。左は国際交流センターの岡部所長
学生の質問に答えるレジャバ大使。左は国際交流センターの岡部所長
レジャバ大使に質問する学生
レジャバ大使に質問する学生
備酒学長と懇談するレジャバ大使
備酒学長と懇談するレジャバ大使
備酒学長(左)から手渡された客員教授の委嘱状を示すレジャバ大使(中央)。右は国際交流センターの岡部所長
備酒学長(左)から手渡された客員教授の委嘱状を示すレジャバ大使(中央)。右は国際交流センターの岡部所長

共通教育科目として企画された「総領事館連携講義」でティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使が1月14日、ポートアイランド第1キャンパスで講義しました。

レジャバ大使の講義は2024年についで2回目。1992年に来日し、早稲田大学を卒業して食品企業の「キッコーマン」に就職した日本通で、日本語も流ちょうです。現在37歳と各国大使の中では最も若く、学生の年齢に最も近い大使です。

講義に先立ちレジャバ大使は備酒伸彦学長と高山修大学事務局長を表敬訪問。国際交流センターの岡部芳彦所長を交えて懇談し、ジョージアの大学と本学の学生が交流できる機会を設けたいという意見で一致しました。またジョージアは鶏料理の「シュクメルリ」をはじめ食事もおいしいことから、スケジュールが合えばレジャバ大使を講師に学内でジョージア料理の作り方教室を開いて食文化を通じた国際交流が実現できたら素晴らしいとの意見も出ました。

講義は日本語で行われ、ユーラシア大陸のヨーロッパとアジアの境界に位置する黒海の東、トルコの北というジョージアの地理的な位置と「文明の十字路」として多様な文化や宗教間の交流が盛んとの説明から始まりました。8000年前にワインの醸造が始まっていたことを示す発掘成果が知られる同国の古い歴史や15種類の小麦が栽培されていること、ラグビーのジョージア代表チームのジャージにはブドウの枝がデザインされており、兵士はブドウの枝を背中に差して戦場に行ったことなどからブドウが大切にされていることなど国の紹介は多岐にわたりました。

またロシアと国境を接していることから、2022年2月のロシアによるウクライナへの軍事侵攻の1時間前、レジャバ大使の呼びかけで14カ国の大使がウクライナを脅かすロシアを非難しウクライナ支持を表明する行動を起こしたことも紹介しました。

レジャバ大使は「SNS外交」を掲げ、SNSで日々の出来事を熱心に情報発信し、多数のフォロワーと交流しています。SNS投稿をもとにした自身の著書も紹介しました。

学生からは「SNSをフォローしています。昨年10月ごろにひもをねじったような紫色の食べ物がアップされていましたが、あれは何ですか」と質問が出ました。レジャバ大使は「ジョージアのスニッカーズと呼ばれるチュルチュヘラというお菓子です。ひもにクルミを針で通して重ねていき、ブドウの濃縮果汁と小麦粉をゼリー状にしてディップします。兵士が戦場に行くときにも持っていきます」と答えました。

ほかに滞在ビザの発給や首都トビリシでのデモの状況についてなど学生からは質問が相次ぎ、関心の高さをうかがわせました。