神戸学院大学

2023年度後期の学長主催昼食会をポートアイランド第1キャンパスで開催しました

2024/03/07

中村学長(前列中央)ら大学幹部と記念撮影する招待された学生
中村学長(前列中央)ら大学幹部と記念撮影する招待された学生
中村学長のあいさつを聞く学生
中村学長のあいさつを聞く学生
発言する田中恵梨子さん
発言する田中恵梨子さん
発言する篠倉海さん
発言する篠倉海さん
発言する中畑皓太さん
発言する中畑皓太さん
発言する潘迪琛さん
発言する潘迪琛さん
発言する山本雄大さん(右)と野村心源さん
発言する山本雄大さん(右)と野村心源さん
発言する内芝とあさん
発言する内芝とあさん
発言する一宮彩華さん
発言する一宮彩華さん

2023年度後期の学長主催昼食会を3月5日、ポートアイランド第1キャンパスで開催しました。学業や課外活動などで優秀な成績を残した学生10人が招かれ、昼食後に各自が活動について報告し、中村恵学長、田中康介副学長、生田卓也副学長と懇談しました。

招かれたのは、国際交流センターが企画する国際交流行事に積極的に参加し、留学や研修を通じて韓国語と中国語の語学力向上に強めている田中恵梨子さん(法学部3年次生)▽大学祭中央実行委員会第56代会長として約300人のスタッフを指揮し、まとめ上げた入江恒太さん(同3年次生)▽全国7自治体の首長訪問活動をけん引した武林夢さん(経営学部4年次生)▽女子バレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」と大学コンソーシアムひょうご神戸共催のスポーツビジネスコンテストに参加し、2年連続で優秀な成績を上げた篠倉海さん(同4年次生)▽「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」を盛り上げるスタンプラリーなどの企画運営で中心メンバーだった中畑皓太さん(同3年次生)▽留学生会会長として異文化理解交流会や新入留学生歓迎会で積極的に活動した潘迪琛(ハン テキチン)さん(現代社会学部3年次生)▽現代社会学部開設10周年記念式典で上演した学部の歩みを振り返るミュージックビデオ『十年の果実』の動画を制作した山本雄大さん(同3年次生)と、音楽を担当した野村心源さん(同2年次生)▽ボランティア活動支援室の代表として約160人の学生スタッフを取りまとめている内芝とあさん(同2年次生)▽「日本英語模擬国連2023」で「ベスト・ポジションペーパー賞」を受賞したほか、「ポジティブ・インパクト大学賞」の受賞に貢献した一宮彩華さん(グローバル・コミュニケーション学部4年次生)――で、8人が出席しました。

田中さんは協定校の韓国・祥明大学校への交換留学に加え、中国・大連理工大学が主催する短期研修や同国・深圳の短大へのオンライン留学などで、アジア2カ国の言語や文化を積極的に学んできました。留学するまでの勉強方法を聞かれ、「中国語は大学の授業と本で学び、韓国語は大学の授業は抽選でもれたので自分で塾に通って学びました」と答えました。大連理工大学では「日中韓の文化の差異」について、虹の色の認識や郵便ポストの色が国によって異なることを発表したことが評価され、表彰されたことを披露しました。

篠倉さんは、スポーツビジネスコンテストに経営学部の柳久恒准教授ゼミからチームで参加し、昨年は特別賞にあたる「ナガセケムテックス賞」、今年は最優秀賞を受賞しました。今年のテーマはファン拡大を目指し公式LINEアカウントの登録者を増やすためにアプリサービスの充実を提案しました。評価された点について聞かれ、「今年は昨年より長い期間をかけてじっくり取り組んだことと、(リーダーとしては)個人的に会って話し合いを重ね、みんなの得意分野を生かすことができたことです」と答えました。

神戸市が公募した大会の「大学生による集客プロジェクト」で辻ゼミ生による提案が採用され、ゼミ生の中畑さんはリーダーシップを発揮しました。スタンプラリーでは神戸市内の観光地24カ所に大会やパラスポーツに関するクイズを表示してアプリで回答するとスタンプがたまる企画を実施しました。「外交的な性格で友だちも大勢いる大学生という人物像を考えてクイズを考えました。案内を24カ所ほとんどに置いたのですが、多すぎて作業スケジュールが少し遅れるなど対応に苦労しました」と反省点も語りました。

潘さんは留学生会で2022年度は副会長、23年度は会長を務め、留学生同士や一般学生との交流を促進しました。会として神戸マラソンではチップの回収、メダルの配布、通訳などのボランティアも引き受けてきました。コロナ禍ではイベントが中止になったばかりか人と人との距離が遠くなったことがつらかったといいます。活動が再開されてからは居合道部で一般学生とも仲良くなり、日本武道の「礼」を学んだといいます。地域の高等学校との連携授業にも参加し、「日本の高校の良い点がよく分かりました」と述べました。

山本さんは昨年10月に神戸ポートピアホテルで開かれた現代社会学部開設10周年記念式典で、学部の歩みを振り返るミュージックビデオ『十年の果実』の動画を制作しました。岡崎宏樹教授ゼミで取り組んだ音楽を通じて地域の魅力を発信する「たじま未来プロジェクト」での動画編集の技術が役に立ったといいます。「『たじま未来』では簡易な編集をしてプロにお任せしましたが、今回は最後まで1人で頑張りました。見る人に迫ってくるような効果のある映像を作るのに苦労しました」と話しました。

野村さんは同じくミュージックビデオ『十年の果実』の音楽制作を担当しました。作詞は岡崎教授が担当し、後から曲をつけるという難しい作業となりました。野村さんはミュージシャンたちからの依頼を受けて、録音された音源からコンピューターを使って楽曲を制作する仕事を既に請け負っているほどの腕前。オープンキャンパスの企画・運営をする学生団体「オーキャンズ」にも所属して大学祭では模擬店を出しポップコーンを販売。「音楽の制作をしながら、神戸学院大学での生活を満喫しています」と述べました。

内芝さんは現在約100人が在籍するボランティア活動支援室学生スタッフの代表に就任し、医療、環境、国際、子ども、災害、広報の各班の取り組みについて説明しました。自身が所属する広報班での活動に加え、災害班主催で地域の子どもたちと一緒に取り組んだ防災訓練や学内献血のサポートなどに参加してきました。前代表の説明力やプレゼン力に感心して広報班を選んだといいます。10年後、20年後の自身の姿をどう描くかと問われ、「仕事をして自立し、自分の楽しみを持って生きていきたいです」と答えました。

一宮さんは近畿大学で昨年開催された「日本英語模擬国連2023」に留学生やGC学部生と参加し、自身はネパール大使役を務めて「ベスト・ポジションペーパー賞」を受賞しました。農・漁業従事者の人権問題解決が与えられたテーマで、同国の先住民族の生活を開発から守る方策について事前にペーパーを提出しました。海外の学生と議論することの難しさについて聞かれ、「海外の学生の発言力はすごく、最初は英語を聞きとれませんでした。でも2日目は分からないことは隣の人に尋ね、少しは発言できるようになりました」と答えました。

有瀬キャンパスでも2月27日に2023年度後期の学長主催昼食会を開催しました。