ロシアによるウクライナ侵攻をめぐって~学長メッセージ~
2022/03/04
ロシアによるウクライナへの侵攻が始まって1週間余りが過ぎました。このような事態はいかなる観点からも正当化できるものではなく、平和的解決によるロシア軍の無条件早期撤退の実現が求められます。
神戸学院大学ではこの数年余り、ウクライナ、ロシア双方の大学・研究機関との交流を進めてきました。本学は、日露学長会議や日露大学協会にも積極的に参加してきました。また、昨年末に特別講義に来学されたコルスンスキー駐日ウクライナ大使とは、日本とウクライナの未来志向の交流について語り合ったところでした。
しかし現状は、本学において積み重ねてきた両国との学術交流の基盤だけでなく、あらゆる平和的な国際交流の前提を覆すものであって、断じて許されるものではありません。
一刻も早くロシアによるウクライナ侵攻が停止され、ウクライナの人々の自由と平和が回復されることを願っています。
2022年3月4日
神戸学院大学学長 佐藤雅美