2025年度前期学長主催昼食会が有瀬キャンパスでも開催されました
2025/09/22
さまざまな分野で活躍した学生をたたえ、今後の学業や活動の励みにしてもらうことを目的にした2025年度前期の学長主催昼食会が9月17日、有瀬キャンパスで開かれました。大学側から、備酒伸彦学長、春藤久人副学長、山下勉副学長、西脇満学生支援センター所長が出席し、昼食後に学生と質疑応答などで懇談しました。
招かれたのは、「六甲バター」と栄養学部がコラボして毎年発表している「マラソンレシピ」で考案したチーズを使った料理が神戸マラソンEXPO2024で販売された髙谷梨暖さん(栄養学部4年次生)▽ソフトボールの国際大会「2024インドネシアマカッサルオープン」に大学日本代表チームで投手として出場し、優勝した神田迅さん(経済学部3年次生)▽吹奏楽部で指揮者とチューバ演奏を担当、2023年と24年の兵庫県吹奏楽コンクール大学部門優勝に貢献した東海林元就さん(人文学部4年次生)▽「キャリア教育サポーター」の有瀬キャンパス代表として2024年度共通教育キャリア教育分野科目(前期、後期)で履修学生の支援を行った大西藍さん(人文学部3年次生)▽第15回全国学生防災書道展(能登半島地震被災地復興支援事業)などで大学生・専門学校生の部に入選した高橋琉菜さん(総合リハビリテーション学部4年次生)▽ボランティア活動支援室学生スタッフ広報班として大学公式Facebookなどで積極的に記事を発信し、病気の子どもと家族の滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸」の清掃活動にも参加している古池優歩さん(心理学部3年次生)――の6人です。
髙谷さんが考案したのは「まるごとたまねぎとチーズのコンソメスープ」。「電子レンジで熱し、失敗なく作れるレシピを考えました」と留意点を挙げました。淡路島がタマネギの産地であることも考慮したといい、タマネギの栄養学的効用などの質問に答えました。
神田さんには「ソフトボールと野球との違いは」「変化球はどうして投げるのか」などと競技についての質問が相次ぎました。「海外遠征の前に空港まで電車に乗り、ジャパンと書かれたチームの服を乗客に見られている間、気持ちが良かったです」と述べました。
東海林さんは「指揮者は部員から一挙手一投足を見られています。前の練習と同じことをやる訳にはいかず、常にアップデートする必要があります」と、普段の緊張感を表現しました。中学校社会科教諭の資格取得を目指して勉強もしています。
大西さんは、学部生1800人の協力で大学生活と就職活動における意識調査を今年の夏に実施したことなどを紹介しました。「就職活動は1年次生では他人ごとだと思っている人が多いです。でもいつから始めるかを考えることが自分を助けます」と述べました。
幼少時から書道に親しんだ髙橋さんは「私たちは震災を経験していないが、好きな曲の歌詞を書いて、被災者を励ましたい」と、防災書道展に出品しました。理学療法士を目指しており「患者さんと楽しみながらリハビリをしたい。書道も生かせるはず」と述べました。
古池さんは、印象に残ったボランティア経験を聞かれ、「今年2月にドナルド・マクドナルド・ハウス神戸で清掃活動した際、置いてあったノートに『この施設に来て、とても不安でした』などとリアルな利用者の声が綴られているのを読んだことです」と述べました。
