神戸学院大学

グリーンフェスティバル「越劇の世界:梅花版『梁山伯と祝英台』」を開催しました

2016/11/30

(左)祝英台(右)梁山伯
(左)祝英台(右)梁山伯
3名の梅花賞受賞者の競演
3名の梅花賞受賞者の競演
蝶となった2人の感動のフィナーレ
蝶となった2人の感動のフィナーレ

「越劇の世界:梅花版『梁山伯と祝英台』」を26日、有瀬キャンパスメモリアルホールで開催し、約500人が観劇しました。

「越劇」は日本の宝塚歌劇のように女性俳優だけで演じる劇種であり、今回上演した『梁山伯と祝英台』は中国の『ロミオとジュリエット』として親しまれている越劇の代表作です。今回は大学創立50周年記念として、中国のオスカー賞と呼ばれる「梅花賞」受賞者である陳雪萍さん、陳飛さん、鄭曼莉さんにご出演いただきました。

前半、梁山伯は3年間勤勉をともにした親友として、兄弟の契りまで交わした祝英台が、実は男装をした女性であると知り、祝英台の実家まで求婚に向かいます。相思相愛の二人の掛け合いや、祝英台との結婚に期待を寄せる梁山伯の高揚感が中国の古典楽器の軽快な音楽で表現されます。
しかし祝英台は父親の決めた相手と結婚を強要され、結ばれない事実を知り二人が嘆き苦しむ後半は、悲哀に満ちた歌声や独特な手指の動かし方で悲痛な思いを表現し、観客の目を引きつけました。祝英台が結婚当日、傷心のあまり病死した梁山伯の墓に身を投げ、二人は蝶のつがいとなるという、悲しくも愛にあふれるストーリーに感動し涙する来場者もおられました。

次回の12月4日は『神戸学院大学混声合唱団パンドラ第29回定期演奏会』です。

*今後の予定*
12月4日(日)神戸学院大学 混声合唱団パンドラ 第29回 定期演奏会
12月6日(火)仲道郁代 ピアノリサイタル ~ロマン派名曲集~
12月10日(土)神戸学院大学 学生放送局 第39回 放送祭『T』

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