地域研究センター芸術学分野 研究講演会 「音楽を通じて社会参加するという気持ちを持とう」を開催しました
2007/08/30
地域研究センター芸術学分野研究講演会を7月14日に14号館141B教室において開催しました。地域研究センターでは、阪神・淡路大震災の被災「地域」を中心に地域との交流・相互研究を行っています。研究講演会は、その一環として行われているもので、芸術学分野では今回で17回目を迎えました。
今回は、兵庫県下のアマチュア楽団の指導や音楽教育で精力的に活躍されている松井隆司氏が「クラシックにおけるアマチュア楽団」という演題で、アマチュアの音楽活動の現状を見ながら、クラシック音楽の今について語りました。
松井氏は兵庫県立伊川谷北高等学校で教鞭をとるかたわら、県下の高校や大学、社会人のオーケストラや吹奏楽団の指導にあたり、神戸市吹奏楽連盟の理事長としても活躍しています。また、本学においても管弦楽団・吹奏楽部の指導にあたっています。
このようにさまざまなグループや団体を精力的に指導する中で、「音楽活動は演奏者だけでなく、それを聴いてくれる人々、そして支援してくれる人々の存在があって、はじめて成り立つ。だから、『音楽を通じて社会参加しているんだ』という自覚があると、演奏者を取り巻く社会的環境が良くなり支援の輪が広がっていく」という松井氏の話は、音楽のことばかりに目がいってしまいがちなアマチュアの演奏家たちにとって示唆に富んだ内容となりました。
当日は台風接近による激しい風雨の中、本学の学生や社会人の方々約50人が来場、熱心に耳を傾けました。




