神戸学院大学

北京冬季五輪フィギュア団体で日本が初の銅メダル 経営学部の坂本花織さんがフリーの好演技で締めくくりました

2022/02/08

北京冬季オリンピック・フィギュアスケート団体の決勝で2月7日、女子シングルフリーに経営学部3年次生の坂本花織さんが出場し、七つのジャンプをすべて着氷するなどノーミスの演技で148・66点のハイスコアをマークしました。同種目ではROC(ロシアオリンピック委員会)のワリエワ選手に次ぐ2位の成績でした。日本はROC、アメリカに次ぐ3位となり、銅メダルに輝きました。フィギュア団体で日本のメダル獲得は初です。

坂本さんの選んだ曲は女性の自由をテーマにした「No More Fight Left in Me」。「死ぬほど緊張した」と言いながらも、プレッシャーに負けず、「氷上の演出家」ブノワ・リショー氏の振り付けによる伸び伸びと力強い演技を見せました。演技終了後は、納得の表情で両こぶしを握り締めました。リンクを出ると、中野園子コーチと笑顔で抱き合いました。テレビ中継したNHKBS1解説者の鈴木明子さんも「大きな、飛距離と流れのあるいいジャンプでした。強かったですね」と称賛しました。アナウンサーも「これぞ日本女子のエース」と思わず叫んでいました。

団体は男女シングル、ペア、アイスダンスで争われ、日本は予選と決勝で8人の選手が出場しました。