神戸学院大学

文部科学省採択プログラム

未内定学生への就職状況調査の実施

(1)「未内定学生への就職状況調査の実施」

未内定学生には、個別相談の強化を図り、就職活動の振り返り(自己分析、自己PR、マナー、面接対応、希望業界・業種・職種等)と今後の活動方針を確認し、継続募集企業や企業訪問等による求人情報を提供の上、希望の就職が実現するよう支援を行う。

取り組み状況

6月 2011年3月卒業予定者(約2,500人)の自宅へ郵送により「進路状況調査」を実施。
回答854人・回答率約34%。内、進路内定者371人・約43%、就職活動中483人・約57%。
9月 6月の調査において、未提出者及び活動中(約2,000人)を対象に進路内定状況調査を実施。
回答1211人・回答率約49.5%。内、進路内定者725人・約60%、就職活動中486人・約40%。実情に近い進路状況把握のため、さらに12月冬季休業中に1月中旬を期限として、進路未決定者自宅宛へ郵送にて進路状況調査を実施する。
7月3日 合同企業説明会実施
企業41社参加、学生123人参加
12月13日 合同企業説明会実施
企業24社参加、学生92人参加

(2)「企業訪問の実施」

約650社を目標に企業訪問活動を行い、本学と企業との連携を図ると共に、採用計画、求める人材像など企業の生の情報を把握し、学生への企業情報提供・就職支援の強化を図る。

取り組み状況

今年度も補助金事業により、年間目標を約650社に設定し積極的に企業訪問を行い、未内定者および次年度学生の就職支援強化の一環として、精力的に企業訪問活動を行い学生の就職支援を図る予定である。

(3)「企業募集継続状況調査の実施」

今年度、本学宛求人依頼があった企業を対象に、7月・10月に往復はがきにて「募集継続状況調査」を実施。未内定学生への就職支援の強化を図る。

取り組み状況

7月 発送 1,997社・回答1,215社・回答率約60%。募集継続企業602社。
10月 発送 1,924社・回答1,052社・回答率約54.7%。募集継続企業540社。
継続求人情報掲示コ-ナー
継続求人情報掲示コ-ナー

回答結果を基に、4年次生向け個別相談強化や進路状況調査等から把握している、就職希望者(未内定者)に募集継続企業を積極的に紹介する形で就職支援を行っている。

(4)「進路相談員の増員による学生相談体制の強化」

元企業人事担当部署経験者等を進路相談員として各キャンパスに月曜から土曜まで1名ずつ増員し、学生の進路相談体制の支援強化を図る。

取り組み状況

進路相談員による相談風景
進路相談員による相談風景

本学は2キャンパスにて就職支援業務を行っており、当初は、KACキャンパス週3日、KPCキャンパス週2日で相談員を配置していたが、今回の補助事業でさらに、両キャンパスに月曜日から土曜日まで毎日各1名の進路相談員を増員し、専任職員がさらに企業訪問に出かける体制が補完され、今まで対応できていなかった土曜日の相談体制も実現している。

(5)「キャリアカウンセラー相談体制化」

学生の就職活動における自己分析、自己PR、模擬面接等、学生個人の資質や精神面などから来る就職に対する不安や悩み等についてカウンセラーという専門的立場からの学生相談体制の支援強化を図る。

取り組み状況

現在、KACキャンパス:水・木曜日10:00~16:00、KPCキャンパス:火・金曜日10:00~16:00と、それぞれ週2日間予約制によりキャリアサポートルーム(個室)にて相談対応を行っている。業務は日本産業カウンセラー協会との委託契約により、2名の有資格者が交代で担当している。

(6)「企業アンケートの実施と報告書作成・送付」

本学学生を採用した企業に対して、本学卒業生をどのように評価(優れている点、不足している点)しているかを調査し、それを基に本学における社会人力養成教育の取り組み・改善を図る。

取り組み状況

10月に本学学生が採用されている企業1,026社にアンケートを実施。1月にはその結果をまとめ、各学部へフィードバックし、本学における、今後の「学士力」(社会人力)教育システムの取り組み・改善に反映し、学生の社会人力の向上につなげていく予定である。3年間継続実施予定。

(7)「 就職システム保守 」

昨年度導入の新システムの保守を実施することにより、システム機能の安定と共に、トラブル等の軽減が実施でき、安定した環境で、学生が学内だけではなく、自宅や学外からも、求人情報や進路支援行事等の情報を得られ、就職登録・内定届けなどの各種届出についてもWeb利用により利便性が向上すると共に、管理面においても今まで以上にデータ収集等が容易になる。