神戸学院大学

文部科学省採択プログラム

現代的教育ニーズ取組支援プログラム 「防災を軸とした地域との相互教育プログラム」(平成17年〜平成20年)

平成17年度文部科学省現代GPに採択されました。

現代的教育ニーズ取組支援プログラム

テーマ 防災を軸とした地域との相互教育プログラム
期間 平成17年から平成20年

このプログラムは、防災・社会貢献ユニットが主体で行うものです。大学を媒体として学生や地域住民、行政との相互協力を軸とした防災と社会貢献の知識と意識、行動力を育成するための専門プログラムです。その内容は、「学生教育」「地域連携」「教材開発」「地域開放型イベント」からなっています。今までにそれぞれの分野で多くの実績をあげています。

受賞

「ぼうさい甲子園」グランプリ受賞

「ぼうさい甲子園」グランプリ受賞

1.17防災未来賞 ?「ぼうさい甲子園」は、兵庫県や毎日新聞社などが主催し、阪神淡路大震災で学んだ経験を防災教育に生かすため、全国の学校や児童、生徒、学生ら若者が主体的に取り組む活動に対し顕彰するものです。「防災・社会貢献ユニット」は、小学生向けの防災教育キットの開発や、学生救命インストラクターによる市民救命士講習会の開催、カンボジア・インドネシアなど海外での研修活動などが認められ、全国からの応募118校のなかから、最高の賞である「グランプリ」を受賞しました。

第12回 防災まちづくり大賞
一般部門消防庁長官賞受賞!

第12回 防災まちづくり大賞一般部門消防庁長官賞受賞!

防災に関する優れた組織・工夫・アイデア等、幅広い視点からの効果的な取組を推奨し、災害に強い安心・安全なまちづくりの一層の推進に資することを目的として実施されています。本ユニットでは、学生が授業で習ったことを即社会にいかす活動を実施しており、教育と地域貢献が一体となったこの活動が認められ、一般部門消防庁長官賞を受賞しました。

市民救命士講習活動で感謝状を授与!

市民救命士講習活動で感謝状を受賞!

「防災・社会貢献ユニット」は、市民救命士講習の民間実施団体「FAST」として、2008年1月10日に本学のポートアイランドキャンパスで開催された「FASTによる市民救命士1万人達成記念式典」において、他21団体とともに、神戸市消防局から感謝状を授与されました。学生は、他の実施団体に協力いただきながら、2007年4月より市内の高校や中学校で出前講習をボランティアで実施しています。

*「FAST」とは、市民による自助・共助の力を育成するために、神戸市と神戸市防災安全公社が開発・推進している市民救命士育成システムの講習実施登録団体で、2007年4月の登録受付開始とともに市民救命士の数は急速に増加し、2008年現在、神戸市の市民救命士は公社受講者と合わせて、のべ33万人を超えました。

その他の受賞

  • 第4回防災教育チャレンジプラン大賞
  • ぼうさい甲子園奨励賞

今後の取り組み

  • 地雷回避教育教材開発プロジェクト
  • 地域消防団参加プロジェクト
  • 防災教育教材開発プロジェクト
  • 国際理解教育教材開発プロジェクト
  • 語り部プロジェクト
  • HAT神戸震災障害者・高齢者聞き取り調査プロジェクト

ユニット生の声

  • 消防士になりたいと思いユニットに入った。公務員試験の対策勉強や、普段あまり考えない防災についての講義や講演会を聴いたり、実際に消防署や市役所、企業などを訪問するなど、ユニットでしかできない貴重な体験ができる。
  • 日本とは全く違う世界の現状を知った。発展途上国や紛争地域などで今後どのようなことが必要なのかを考えることで、自分の中で視野が広がった。他にも、救命処置実習で応急手当普及員の資格を取得し、さまざまな所へ広めていく活動などはユニットならではの体験である。
  • 友達がたくさんできた。きっと将来重要な存在になると思う。なぜなら実習で共に協力して過ごすことで、将来や勉強について真剣に話せるようになるからだ。授業では、実際に体験、見聞きすることで、普通では学べない知識を身につけられる。忙しいが、時間を有効に使い興味のあることに積極的に取り組めるので、とても充実している。