神戸学院大学

全学教育推進機構

「キャリア教育サポーター」1期生が活動開始に向けたキックオフミーティングを行いました

2024/04/05

講義の様子
講義の様子
フラフープを用いたワークの様子
フラフープを用いたワークの様子
他の意見を真剣に見る学生たち
他の意見を真剣に見る学生たち

2024年度より、学生が主体となり、後輩学生の授業支援やキャリア意識向上を促す活動を通して、学生同士で学びを支援しあう学生団体「キャリア教育サポーター」を新たに設立します。

1年次後期で共通教育・キャリア教育分野科目の「プロジェクト学習基礎」を履修した学生の中から、この取り組みに賛同した22人が1期生として加入し、全学教育推進機構・吉澤飛鳥特任講師、上田浩樹特任講師によるサポートのもと、活動開始に向けて3月27日にキックオフミーティングを行いました。

開会にあたり、キャリア教育センター所長の小松昭人教授が「変化が激しい時代だからこそ、“自分はどんな人間で、何を求めているのか”を問い続けてほしい。簡単に答えが出る問いではないが、サポーター活動をとおして相談し合える学部の垣根を超えた人の輪を作り、ご自身のキャリアを築いてほしい」と挨拶しました。

キックオフミーティングでは最初に自己紹介とアイスブレイクを行い、ともに活動するサポーター仲間と交流を図りました。フラフープを用いたワークでは、人によって物事の捉え方が異なることを体感し、チームの認識を揃えるためのコミュニケーションの取り方やPDCAサイクルの回し方を学びました。

続く講義では、キャリア教育サポーター設立の背景について説明を受けたうえで、今後の活動において「考え、対話し、行動につなげる」ことを意識してほしいとの想いを聞きました。その後、後輩学生の授業支援を行うにあたって履修生と関わる際の心がけや成長に導くための具体的な行動について、各自の考えを付箋に書き出し、サポーター間で共有するワークを行うことで活動に必要なマインドセットを整理しました。ワーク終盤には、それぞれの意見が書かれた付箋にコメントを書き合うなど、和気あいあいとした雰囲気の中、新たな気づきを得ながらサポーターのあるべき姿について真剣に考える様子が印象的でした。

最後に、キャリア教育サポーターとして主体的・積極的に活動するにあたって大切にしてほしい3つの姿勢について話を聞き、キックオフミーティングを終えました。

【3つの姿勢】
①当事者意識を持つ(相手のことや組織全体を自分ごととして捉える)
②”なぜ”を問い続ける(自身の外の世界および自分自身の内面について興味関心を持つ)
③成長に貪欲である(できることを当たり前と思わず、どうありたいかをイメージし続ける)

キックオフミーティングで得た気づきを生かして、前期は共通教育・キャリア教育分野科目の「自己発見・大学生活」で後輩学生の支援を行っていきます。