映画『緑の牢獄』上映会&監督対談
2022/09/29
日時 | 2022/10/29 (土) 13時〜16時(上映会100分、対談70分) |
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会場 | ポートアイランドキャンパス D号館 201教室 |
台湾と八重山諸島の交流の歴史は長く、とりわけ植民地期の二つの社会圏は折り重なりあっていました。
たとえば、観光地として有名なあの西表島には炭坑があり、そこで多くの台湾人が働いていました。炭坑で育ち、戦後も西表島に生きた一人の台湾人女性の人生を描き出した『緑の牢獄』は、私たちにさまざまに問いかけてきます。
また、黄監督と現代社会学部の松田ヒロ子教授の貴重な対談が、私たちの理解をより深めてくれるものと信じています。皆様のご来場をお待ちしております。
■参加費:先着100人 無料
(参加人数によってはご参加いただけない可能性があります。その場合はこちらから折り返し連絡させていただきます。)
■申込方法:以下のいずれかの方法でお申し込みください。
①下記URLのフォームに必要事項を入力してください。
https://forms.office.com/r/YhYs8FJhTK
②下記メールアドレスに、名前・所属・電話番号をご記入のうえ、送信してください。
メールアドレス:greenjail1029@gmail.com
■登壇者:監督【黄インイク / 黃胤毓/Huang Yin-Yu】
1988年、台湾・台東市生まれ、沖縄在住。台湾・政治大学テレビ放送学科卒業、東京造形大学大学院映画専攻修士課程修了。2016年、戦前からの台湾移民や日台間の歴史などをテーマにしたドキュメンタリー映画シリーズ「狂山之海」の第一部として『海の彼方』が台湾・日本で劇場公開。2021年、『緑の牢獄』が大阪アジアン映画祭にてプレミア、台北映画祭「国際新人監督コンペティション」、台北映画賞にノミネート、キネマ旬報「文化映画ベストテン」に入選。なお、書籍版は、台湾の年間優秀図書に贈られる「Openbook好書獎2021」の「中国語創作部門」を受賞。
■聞き手【現代社会学部 教授 松田ヒロ子】
1976年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。オーストラリア国立大学Ph.D(History)取得。シンガポール国立大学アジア研究所ポストドクトラル研究員、台湾・中央研究院台湾史研究所博士後研究員などを経て、2022年4 月より神戸学院大学現代社会学部教授。専門は社会史/歴史社会学。主な研究業績として、『沖縄の植民地的近代:台湾へ渡った人びとの帝国主義的キャリア』(世界思想社、2021年)など。