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与論⇒大牟田 集団移住に光 卒論「共同体の変遷」最優秀に/人文学部・卒業生の江﨑舞音さんが取材を受けました
2026/05/18
| 日時 | 2026年5月10日(日) |
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| メディア名 | 毎日新聞朝刊福岡・筑後面 |
今春、人文学部を卒業して福岡市の会社で働く江﨑舞音さんが鹿児島県の最南端に位置する与論島の住民が明治時代以降に福岡県大牟田市に集団移住し炭鉱労働に従事した歴史を移住者の子孫や島の住民約20人に聞き書きしてまとめた卒業研究論文が学部の2025年度最優秀論文の一つに選ばれたことを紹介する記事です。ゼミで指導した三田牧准教授のコメントも書かれています。
三田准教授によると、江﨑さんは、福岡県大牟田市の出身で、三池炭鉱は身近な存在でしたが、そこで与論島の人たちが働いていたことは知りませんでした。その人々の末裔(えい)によって運営される「大牟田・荒尾与論会」や与論島でのフィールド調査、そして丹念な文献調査から、三池炭鉱で働いた与論の人々の営みについて共同体を軸に明らかにしました。
江﨑さんの卒業研究によると、与論の人々は過酷な労働や貧困、差別に苦しみましたが、共同体をつくることで結束し困難に立ち向かいました。また、与論出身者の遺骨を祀(まつ)る共同納骨堂を作り、精神的なよりどころとしました。炭鉱閉鎖後も与論会の活動は継続し、与論の精神文化と記憶の継承などが行われています。今日では与論島と大牟田との学校レベルでの交流も生まれ、三池炭鉱で働いた与論の人たちが肯定的にとらえ直されてきているといいます。
記事を書いた記者は、「与論から移住してきた人たちのことは大牟田でも記憶が薄れかけています。炭鉱で栄えた町の歴史に刻むべき大切なことです。若い人がこういうことに目を向けてくれたことがとてもうれしい」と三田准教授に語っていました。
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