神戸学院大学

「第37回ひょうご女性未来会議」が本学で開催され、井戸知事、久元市長からエールが送られました

2019/11/14

パネルディスカッション
パネルディスカッション
兵庫県 井戸知事あいさつ
兵庫県 井戸知事あいさつ
神戸市 久元市長あいさつ
神戸市 久元市長あいさつ
佐藤学長あいさつ
佐藤学長あいさつ
学生とミュージシャンによる ミニコンサート
学生とミュージシャンによる ミニコンサート
ひょうご女性未来縹賞受賞者を 囲んで(左から4人目が松崎さん)
ひょうご女性未来縹賞受賞者を 囲んで(左から4人目が松崎さん)

「第37回ひょうご女性未来会議 in こうべ」が10日、ポートアイランドキャンパスA号館6階大会議室で開催されました。同会議は、企業、地域、行政等女性たちのヨコのネットワークを広げ、意思決定の場への女性たちの参画を支援するために、2002年に設立されました(事務局:兵庫県立男女共同参画センター)。以来、県内各地で例会を重ねてきており、今回のこうべ例会では、兵庫県経営者協会女性産業人懇話会(VAL21)と神戸学院大学男女共同参画推進室が実行委員会をつくり、「一歩前へ~いつだってワタシらしく輝くために~」のテーマで、約170人が参加しました。

兵庫県井戸敏三知事、神戸市久元喜造市長、佐藤雅美学長からは、会場いっぱいの女性たちへ熱い応援のエールが送られました。

パネルディスカッションでは、清原桂子男女共同参画推進室長(現代社会学部教授)のコーディネートのもと、世代の異なる4人のパネリストが意見をかわしました。香西志帆さん(百十四銀行銀行員/映画監督)からは、映画監督をすることについて「最初は会社の理解が得られなかったが、映画祭に出すなど好きなことを1ミリずつ続けてきたことで、今は認めてもらえるようになった」、大津愛さん((株)Compass代表取締役CEO)からは「起業して、自分がやりたいことと社会が必要としていることは違う、社会について勉強することが必要と学んだ」と話がありました。

今村弥雪さん(川崎重工業(株)総務部副部長)からは、「昇進を断る女性もいるが、チャンスを断らないでほしい」、有光毬子さん(有野台ラジオ体操世話人、元コープこうべ理事)からは、「人を輝かせることができるのがリーダーの条件。退職後自主的参加が前提の地域活動に入り、さらにそのことを痛感した」と、後輩たちへのメッセージがありました。

現代社会学部学生とミュージシャン(アヤヲさん、山田明義さん)によるミニコンサートや、各地で活躍する女性たちによるリレートークとともに、輝く若手女性たちへの「ひょうご女性未来縹(はなだ)賞」表彰式も行われました。今年度は、訪問看護事業などの「ソーシャルデザインリガレッセ」代表理事の大槻恭子さん(豊岡市)、早駒運輸(神戸市)の観光船「ファンタジー号」女性クルーとともに、米プロフットボールNFLチーム元チアリーダーでスポーツをする子どもの食育講座を開く松崎美奈子さん(栄養学部卒業生)が受賞。ひょうご女性未来会議代表も務める清原室長から表彰状を、兵庫県松森章子女性生活部長から徽章を、神戸新聞社門野隆弘取締役からクリスタル像贈呈とお祝いの言葉がありました。