神戸学院大学

校祖・森わさ胸像がポートアイランド第1キャンパスに完成し、除幕式がありました

2022/12/03

関係者で除幕した校祖・森わさの胸像
関係者で除幕した校祖・森わさの胸像
今日の学校法人神戸学院の礎を築いた森わさ校祖の胸像が完成
今日の学校法人神戸学院の礎を築いた森わさ校祖の胸像が完成
除幕式であいさつする西本誠實理事長
除幕式であいさつする西本誠實理事長
祝賀あいさつする神戸学院大学同窓会の桑原理哲会長
祝賀あいさつする神戸学院大学同窓会の桑原理哲会長
祝賀あいさつする白梅会の呉富美会長
祝賀あいさつする白梅会の呉富美会長

学校法人神戸学院が今年、創立110周年を迎えたことを記念して、校祖・森わさの胸像がポートアイランド第1キャンパスに完成し、12月3日、除幕式が行われました。

森わさ校祖は淡路島で生まれ、若くして夫と死別しました。しかし、強い意志と精神力で、幼子3人を兄に預けて東京で裁縫を学び、現在の神戸市兵庫区の地に1912年、「森裁縫女学校」を設立。学生・生徒数約1万1000人に上る今日の学校法人に発展する礎を築きました。

像はブロンズ製で、台座の上に建てられ、「校祖森わさ先生」と書かれています。建立にあたり、神戸学院大学同窓会と神戸学院女子短期大学同窓会「白梅会」に多額の寄付をいただきました。イベントパーク北東のB号館南にあり、キャンパス内では誰もが目にする場所です。

除幕式はA号館であり西本誠實理事長が「森わさ先生は裁縫女学校を始めた時点で既に学校を作るという強い意志をお持ちでした。その開学の精神は今日まで脈々と受け継がれています。胸像の建立は(学生や生徒に対する)自校教育の一環であり、110年の歴史を振り返ると同時に未来を切り開いていってもらうためです」と、あいさつしました。

この後、胸像前に移動し、中村恵学長、西尾勝附属中学校・高等学校長ら関係者により除幕し、拍手で完成を祝いました。

A号館に戻って同窓会の桑原理哲会長が祝賀あいさつし、学校法人の節目ごとの歴史に触れながら「110周年、森わさ先生胸像建立と今年は慶事が続き、胸像建立は同窓会としても重要なことととらえ、賛助を決めました」と述べました。続いて白梅会の呉富美会長が、「胸像は若々しい森わさ先生。白梅会という名称は、わさ先生の教えに由来します。梅の木は冬の寒い風を耐え忍んで美しい花を一斉に咲かせる。そのために太い根を張るが、人も根っこが大事だとよく言われました。わさ先生の教えは私たちの指針になりました」と、校祖の教育精神を称えました。