神戸学院大学

朴起準駐神戸韓国総領事らが表敬訪問し、佐藤学長らと懇談しました

2020/09/18

記念撮影する日韓両国の出席者ら
記念撮影する日韓両国の出席者ら
岡部所長(右)から朴総領事に感謝状の贈呈
岡部所長(右)から朴総領事に感謝状の贈呈
あいさつする佐藤学長
あいさつする佐藤学長
意見交換する朴総領事(中央)ら
意見交換する朴総領事(中央)ら
懇談する出席者ら
懇談する出席者ら
朴総領事(右)に佐藤学長から「地域と繫がる大学」の新書を贈呈
朴総領事(右)に佐藤学長から「地域と繫がる大学」の新書を贈呈

駐神戸大韓民国総領事館の朴起準(パク・ギジュン)総領事らの一行が9月17日、ポートアイランドキャンパスを訪れ、佐藤雅美学長らを表敬訪問しました。一行は朴総領事をはじめ、李載誠(イ・ジェソン)領事、朱城我(ジュ・ソンア)実務官、金哲弘(キム・チョロン)秘書、金世徳(キム・セドク)韓国大統領諮問委員・大阪観光大学教授と、韓国江原道(カンウォンド)庁職員で、今年12月まで本学経営学部外国人研究員として滞在予定の2人、金恩敬(キム・ウンギョン)さんと趙恩兒(ジョ・ウンア)さんを加えた計7人。本学からは、佐藤学長のほか、津田裕子副学長、住智明大学事務局長、国際交流センターの岡部芳彦所長、高山修事務部長、小畑佳弘参与、韓国に広い人脈を持つ経営学部の浜本宏教授が出席しました。

◆若い世代の交流に大きな期待
まず佐藤学長があいさつし、「コロナ禍の中、8月に国際交流センターが企画した『日韓オンライン学生フォーラム&セミナー』を総領事館の後援を得て開催できたことは意義深い。日韓関係は政治面ではぎくしゃくしているが、経済・文化・学術面での交流は簡単に止められない。若い世代がわだかまりなく行き来して交流を深められるように、ぜひ総領事館でもサポートしていただければ」と要請しました。朴総領事もあいさつし、「日韓関係の未来を切り開くのは若者たち。民間交流は何としても推進したい。大学や学生同士の交流は特に重要なのでずっと引き継いでいきたい」と、要請に応えました。

◆日韓オンライン学生フォーラムに高い評価
続いて自由な懇談に移り、小畑参与が協定校の祥明大学校(ソウル)から届いた「日韓オンライン学生フォーラム&セミナー」参加者の評価を披露。「セミナーに大満足」との回答は70%を超え、100%が「日本語が上達した」と答えました。内容の難易度も学生のレベルに合っていた模様で、「来年も開催してほしい」との声が多く寄せられました。

「オフラインで直接交流することが大事だが、オンラインでの交流も意義がある。日韓関係の未来について、学生が考えていることを発表する場を提供したらどうでしょうか。学生が一緒に話し合うことが重要」と朴総領事が意見を述べました。佐藤学長も「全くの同感です。日韓の学生が未来について話し合い、何かを作りあげていくためのステージを用意していきたい」と、賛意を示しました。

◆岡部国際交流センター所長から朴総領事に感謝状
このほか「日本の若い人の韓国語・韓国文化に対する関心はかなり深い。交流プログラムにも声を反映できるのでは」(津田副学長)、「オンラインでのグローバル・セミナー2020をこのほど実施して感じたのは韓国の学生の日本語のうまさ。時間的な制約があったが、本当は交流のため、もっとフリートークを入れたかった」(岡部所長)と、日韓の大学生交流の流れをさらに推進したいという意見が相次ぎました。
最後に記念品を交換し、「日韓オンライン学生フォーラム&セミナー」への多大な協力に対し、岡部所長から朴総領事に感謝状が贈られました。