専門職連携教育(IPE)の授業の一環で、学生や教員らがあかし保健所と共同で健康測定会を実施しました
2025/11/26
専門職連携教育(Interprofessional education: IPE)の授業の一環で、11月22日に明石市の皆さんを対象にした健康測定会を実施しました。
この健康測定会は、あかし保健所とのコラボレーション企画として今年度から実施し、約50人の地域住民の皆さんが参加。当日の運営は、同授業を受講する薬学部、栄養学部、総合リハビリテーション学部、心理学部の計4つの学部の学生と教員、スタッフ、あかし保健所の職員ら、総勢55人で行いました。
測定会では、「健康寿命の延伸」や「疾病の重症化予防」をテーマに、血管年齢測定や骨密度測定、体組成測定、ベジチェック測定、脳機能チェックを行い、その測定結果をもとに、学生が事前に手作りしたチラシを用いて、動脈硬化や骨粗鬆症、認知症を予防するには、どのような食事や運動、生活習慣が必要かなど、参加者一人ひとりにアドバイスしました。
測定会に参加した地域住民の皆さんは、「骨密度をしばらく測ってなかったので、今回このような機会で、今の状態を知ることができて良かった」「健康を意識して、普段から歩いたり階段を使ったりして、気をつけていたけど、運動だけではだめなんだと分かりました」などの感想を寄せ、学生の説明を熱心に聞いている姿が印象的でした。
測定会を運営した学生は、「最初は緊張していたけど、次第にチームのメンバーやクラスのメンバーと連携が取れていき、後半はチームワークを発揮して、スムーズに応対ができるようになった」と話しました。
明石市では、健康寿命の延伸や疾病の重症化予防に向けて、健診の受診率と健診結果に応じた医療機関への受診率を上げることで、疾病の早期発見や早期治療に力を入れています。本学では、このような地域の課題に本学と地域とが一体となって取り組むことで、地域社会にさらに貢献していくことをめざしています。




