神戸学院大学

ポーアイしおさい公園にドローンでドリンクを運ぶ実証実験が始まりました(10月17日追記:現在は停止しています)

2022/10/12

ドローンで商品を受け取った学生と斎藤知事(中央)
ドローンで商品を受け取った学生と斎藤知事(中央)
記念撮影する斎藤知事(右)と藤本社長(左隣)。背後は商品を注文した辻ゼミ生
記念撮影する斎藤知事(右)と藤本社長(左隣)。背後は商品を注文した辻ゼミ生
ドローンで商品を受け取った学生たち
ドローンで商品を受け取った学生たち
神戸ハーバーランドからポーアイしおさい公園に飛来したドローン
神戸ハーバーランドからポーアイしおさい公園に飛来したドローン

神戸ハーバーランドから本学ポートアイランド第1キャンパスに隣接するポーアイしおさい公園まで神戸港を越えてドローンで食品を配送する実証実験が始まり、10月12日、同公園で、学生に配布するチラシ作りなどに協力した経営学部の辻幸恵教授のゼミ生(3年次生)らが実際にドリンクを専用アプリで注文し、受け取りました。

この実験は、兵庫県とNIRO(公益財団法人新産業創造研究機構)のドローン社会実装促進実証事業に採択されています。実施主体となった「TOMPLA株式会社」の藤本高史社長が実験は「フードデリバリーのテストマーケティング」として、メディア関係者らに注文から受け取りまでの流れなどを説明しました。

関係者が見守る中、昼前にはドリンクを載せた第1便がこぼれずに無事到着しました。学生たちは注文したドリンクを飲みながら、写真撮影に笑顔で応じていました。正午過ぎの第2便には斎藤元彦県知事も駆け付け、学生と一緒にドリンクを受け取りました。受け取り場所には中村恵学長も姿を見せ、実験を見守りました。

ドローンの飛行時間は約3分で、注文締め切りから商品が届くまで20~30分程度。「注文した抹茶フラペチーノなどは解けておらず、おいしいです。授業の合間に時間があればまた注文します」と、ゼミ生らは話していました。

実験は11月3日まで。「スターバックスコーヒー」の配送可能な商品を「出前館」アプリで注文します。午前11時受付終了の便から午後2時半受付終了の便まで1日5便運航し、1便につき1組限定で、4点まで受け付けます。(10月17日追記:ドローンの機体に不具合が生じたため、現在は配送実験を停止しています)