神戸学院大学

兵庫県スポーツ優秀選手賞の表彰式でフィギュアスケートの坂本花織さんが金メダル、ビーチバレーボールの出口司透さんと溝端拓真さんが銀メダルを受賞しました

2023/02/15

壇上でインタビューを受ける5人の選手(左端の司会者の隣が坂本花織さん)
壇上でインタビューを受ける5人の選手(左端の司会者の隣が坂本花織さん)
金メダルを受賞した坂本花織さん
金メダルを受賞した坂本花織さん
銀メダルを受賞した溝端拓真さん
銀メダルを受賞した溝端拓真さん
スポーツ優秀選手表彰を受けた三原舞依さん(左)と坂本花織さん
スポーツ優秀選手表彰を受けた三原舞依さん(左)と坂本花織さん

令和4年度兵庫県スポーツ優秀選手賞の表彰式が2月14日に神戸市長田区の神戸常盤アリーナで開かれ、本学からは昨年の北京冬季五輪フィギュアスケート女子シングル・団体の銅メダリスト、坂本花織さん(経営学部4年次生)が金メダル(個人)、第34回全日本ビーチバレーボール2022大学男女選手権大会(8月、神奈川県川崎市)で男子ペア準優勝したバレーボール部(男子)の出口司透さん(法学部4年次生)と溝端拓真さん(同2年次生)が銀メダル(個人)を受賞しました。

五輪・パラ五輪出場、県指定の全国大会で優勝または国際大会で3位以内に入った選手などが対象の金メダルは個人104人、団体104人が受賞、坂本さんはフランスで開催された昨年の世界選手権優勝など数多くの実績から文句なしの受賞。県指定の全国大会準優勝などが対象の銀メダルは個人61人、団体84人が受賞。出口さんと溝端さんも第4回全日本ビーチバレーボールU-23男女選抜優勝大会優勝などの実績があり、大学男女選手権大会ではあと一歩で優勝を逃しました。

表彰後、坂本さん、三原舞依さん(甲南大学大学院)ら国際大会で活躍する5人が壇上に上がり、「世界大会を振り返って」と題して司会者のインタビューに答えました。坂本さんの回答は次の通りです。

■世界大会に参加して
小学6年から国際大会に出ていますが、どの大会でも手が震えるくらい緊張します。先生(コーチ)に支えていただき、力を振り絞って頑張ることができています。でも、緊張するほうが良い結果の出ることが多く、緊張しないときの方が悪いことが多いです。

■コロナ禍での大会への準備
練習時間の制限がありました。感染防止の「バブル方式」が始まってすぐのスウェーデンの首都ストックホルムでの世界大会ではリンクとホテルが隣接していて、その2カ所以外の場所にはどこにも行けないのがきつかったです。普段なら、外を歩いて気をまぎらわせたりします。

■トレーニングについて
ランニングと体幹強化です。ランニングは30分くらいで気持ちが折れそうになるのを我慢してやっています。演技の後半、きつくなっても耐えられるように。そもそもトレーニングは苦手です。(耐えるには)好きな音楽を聴くしかありません。

■大事な場面で力を出すルーティーン
最初にリンクで6分間の練習があり、自分の出番までの間が長ければ45分もあります。気持ちが変わることもあります。緊張した時は先生とお話をすることでリラックスするようにしています。

■次の大会への意気込み
3月の世界選手権は埼玉での開催で、日本のファンの方がたくさん応援してくださる中で滑れることがうれしいです。ベストな演技ができるように一生懸命頑張ります。

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■溝端拓真さん 「今年は全日本大学男女選手権優勝を」
一方、溝端拓真さんは表彰式でペアを代表して出席しました。「兵庫県のスポーツ界も上には上がおられるなと式に出て感じました。ビーチバレーボールでは身長が高い方がバレーボールよりさらに有利です。185センチの自分の身長を生かし、今年は全日本ビーチバレーボール大学男女選手権大会でもペア優勝を目指します。バレーボール部も関西大学バレーボール連盟男子1部昇格が決まりましたので、来季は1部をキープできるよう頑張ります」と話していました。
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