神戸学院大学

心理臨床カウンセリングセンター主催フォーラムをオンラインで開催しました

2025/08/26

シンポジストの高松氏とスタッフ
シンポジストの高松氏とスタッフ

心理臨床カウンセリングセンターはシンポジストに高松里氏(一般社団法人ライフストーリー・バンク共同代表 公認心理師/臨床心理士)を迎え、8月2日にオンライン(ZOOM)で、重要な過去経験を言語化する-ナラティヴ・アプローチとしての「ライフストーリー・レビュー」-をテーマに主催フォーラムを開催しました。

フォーラムは心理学部の石﨑淳一教授(心理学研究科長)の挨拶で始まり、同学部教授で心理臨床カウンセリングセンター長の土井晶子教授が司会を務めました。

高松氏は九州大学留学生センターで教員・カウンセラーとして留学生のカウンセリングに携わり、現在は、一般社団法人ライフストーリー・バンクの共同代表として、一人一人のライフストーリーを小冊子としてまとめることを通して、それまで世に出ることがなかった人々の大切なストーリーが語られ、さらに別の人のストーリーが刺激される、というコミュニティの形成につながる活動をしています。

高松氏は、経験の言語化を促進する聴き方としてのライフストーリー・レビューについて話し、自身の経験やライフストーリー・レビューのデモンストレーションも盛り込んだ内容で講義しました。

参加者からもたくさんの質問や意見があがり、語り手のストーリーを聴くことで聴き手のストーリーが刺激を受け、参加者のストーリーが広がっていくような貴重な時間となりました。