神戸学院大学

元職員の岡田悦夫さんが、「明石市文化功労賞」を受賞しました

2022/11/08

明石市文化賞を受賞した岡田悦夫さん
明石市文化賞を受賞した岡田悦夫さん

明石市功労賞の表彰式が11月1日に明石市民会館大ホールで開催され、元職員の岡田悦夫さんが文化功労賞を授与されました。 岡田さんは、明石市文化団体連合会理事や小説創作の取り組みなどにより、長年にわたり明石市の文化振興に貢献したと高く評価されました。

岡田さんは、本学在職中の1990年から小説創作を始め、2006年から明石ペンクラブに所属。その後、現在まで明石市文化団体連合会の理事などを務めています。多くの小説を執筆し、1999年には「神戸新聞文芸小説部門年間優秀賞」、2011年には「半どんの会文化賞」を受賞しています。

毎年、同人誌「新明石大門」や文化雑誌「半どん」などに新作を発表しています。高齢者学校で小説作法の講演もしています。著書には「明石を歩いた象と漱石」や「明石原人ガール」など4冊があります。

岡田さんは2019年3月本学を定年退職後、市立中学校の学校司書として勤務しており、「生徒の皆さんの成長に驚く毎日で、自分自身も夢をもち続け、やりがいを感じています」と語っています。

岡田さんは、「小説を書き始めて30年以上が過ぎました。このたびの明石市文化功労賞は、とてもうれしくて励みになり、関係者の方々に深く感謝しています。これからも、郷土明石の文化や歴史をテーマにして執筆していきます」と、受賞の喜びと抱負を述べています。