神戸学院大学

JICA国際緊急援助隊医療チームが本学で研修しました

2019/10/20

JICA国際緊急援助隊医療チームの2019年度中級研修プログラムが10月19、20両日、本学ポートアイランド第1キャンパスで開かれ、両日で約400人の医療関係者らが参加しました。現代社会学部社会防災学科の中田敬司教授のゼミ生9人(2年次生)も会議の運営を手伝い、災害医療についての知識を深めました。
 日本の災害医療は1995年の阪神・淡路大震災で神戸から始まったとされることから、今回、本学が研修の会場に選ばれました。20日にD号館301教室で開かれた全体研修では、JICA国際緊急援助隊の神内圭・次長と同国際緊急援助医療チーム総合調整部会の富岡譲二部会長があいさつ・ホストの中田教授が歓迎の言葉を述べ、手伝ってくれる学生を紹介しました。モザンビーク地震で派遣された日本の救助隊の評価や、現地で見聞した世界の医療援助チームのレベルの高さなど援助現場の情勢が報告されました。「海外で展開する災害医療の窓口は日本では外務省だが、他国では保健省が担う」「派遣国に病院ごと持っていくスケールで医療援助活動をする国が増えている」などと問題提起もあり、日本の災害医療の課題も指摘されました。
 この後、各部会に分かれ、屋外では災害時の医療援助活動用のテントを組み立てる実習もありました。テントの組み立て作業に加わった中田ゼミの櫻井優大さんは「消防士を目指しています。開発途上国の人々と交流することにも関心があり、今年の春にはネパールの孤児院を訪ねました。将来、海外緊急援助に参加できることがあれば、今回の経験が役に立つと思います」と、話していました。