神戸学院大学

祝 北京冬季五輪フィギュアスケート女子で経営学部の坂本花織さんが銅メダルを獲得しました

2022/02/18

フリー演技後、ガッツポーズの坂本さん
フリー演技後、ガッツポーズの坂本さん
銅メダルに輝いた坂本さん
銅メダルに輝いた坂本さん
銅メダルを獲得して笑顔がはじける坂本さん
銅メダルを獲得して笑顔がはじける坂本さん

北京冬季五輪のフィギュアスケート女子・フリーが2月17日に実施され、経営学部3年次生の坂本花織さんが153.29点の見事な演技を見せ、合計233.13点の自己ベストで3位に入り、銅メダルを獲得しました。日本女子のメダル獲得は2010年のバンクーバー冬季五輪銀メダルの浅田真央さん以来で、4人目。神戸学院大学開学以来、在学生のオリンピック出場、メダル獲得は初の快挙となりました。

坂本さんは団体でも女子シングルに出場し、ノーミスの演技で日本の銅メダル獲得に貢献。個人種目女子のショートプログラム(SP)では最終演技となった重圧をはねのける高得点を上げ、3位につけていました。

フリーの4分間は、コンビネーションジャンプも含めて七つのジャンプはすべて着氷。4回転ジャンプの大技を次々と繰り出す強豪のROC(ロシア・オリンピック委員会)選手たちに対し、技の正確さと完成度、スピードと迫力のあるスケーティングで対抗しました。「世界で最も大きな滑り」「ジャンプ、着氷の流れが素晴らしい」「信念を貫き通した」とテレビの中継アナウンサーや解説者も絶賛。表彰台で坂本さんの晴れ姿を見た元オリンピック選手の解説者、鈴木明子さんも「夢にまで見た光景です。日本の宝です」と涙で声を詰まらせました。

「女性の強さ、自由」を表現する音楽のテーマにも自分の生き方、進む道を重ねました。表彰後にテレビのインタビューで坂本さんは、「びっくりしすぎて、うれしい以外に言葉がないです。悔しい思いもしてきた4年間の集大成です。これからもまだ進化し続けたいので、さらに上を目指して頑張ります」と、いつもの笑顔で喜びを語りました。

坂本さんがフリーで着用したロイヤルブルーの衣装は本学同窓会が寄贈したもの。本学は「祝 北京五輪出場」の垂れ幕や横断幕をキャンパスに掲げ、「出場おめでとう号外」の発行、学生や教職員による応援メッセージの寄せ書き贈呈などで、全学を挙げて応援してきました。坂本さんは「団体でも個人でも精いっぱい演技して、メダルが獲得できるよう頑張ります」と出発前に決意を述べ、座右の銘にしている「有言実行」を果たしました。(写真はいずれもスポーツニッポン新聞社提供)