神戸学院大学

共通教育センター

「外資系企業におけるグローバル業務とキャリア形成」のテーマで、神戸学院カレッジ特別講義を開催しました

2020/02/25

講演に熱心に耳を傾ける本学学生
講演に熱心に耳を傾ける本学学生
ご講演者の辻光英氏
ご講演者の辻光英氏

「外資系企業におけるグローバル業務とキャリア形成」をテーマにした共通教育センターの特別講義(共通教育活性化プログラム)が2月15日、三ノ宮サテライトキャンパスで行われました。

神戸市西区の本社を拠点にスチールベルト事業をグローバルに展開するIPCO株式会社代表取締役社長の辻光英氏を講師に迎え、神戸学院カレッジ生が受講しました。

これから英語を使ってキャリア形成をしていく学生たちに向けて、地元神戸から「Think Globally, Act Locally(グローバルに考え、ローカルに行動する)」をビジネスでどのように実践しているかを現場目線で解説してもらいました。これから社会に出る学生の関心は「何をどう準備し、どう成長していけば良いか」。この点についても、大学時代から入社時、若手社員、中堅社員の時代などと段階に区切って、それぞれ貴重な提言があり、将来のキャリアを考える指針となりました。
 
明石市出身の辻氏は大学卒業時から一貫して海外とのやりとりを伴うプロダクトマーケティングに取り組んできました。

「英語だけできる人、英語以外の専門ができる人はいるが、両方となるとレアな人材になる」との所感も経験に裏打ちされています。さらに、「海外に住んでグローバルに活躍するのも一つの考え方だが、ぜひ環境豊かな神戸からグローバルに活躍することも考えてほしい」と、学生たちに呼びかけました。

会場からは、「いろいろ勉強されてきた中で、仕事と勉強を両立させるために、どのように時間を確保されていますか」との質問がありました。辻氏は、「自分の意思でメリハリを付けることが大事です。また、いろいろ障害がある中で、ストレスマネジメントも重要です。やらされていると思うとストレスになりますが、自分の意思でメリハリを付けるとストレスも減ります」と答えました。

受講した学生たちは、「英語はこれからの社会でさらに大事になっていくと思うけど、英語以外も強みを持つことが大事だと思った」「グローバル社会の中で成功するための方法がわかった」などと感想を述べました。