神戸学院大学

被災地支援活動

令和6年能登半島地震 被災地支援学生ボランティア 第1クール

日時 2024年3月11日(月)~12日(火)
場所 石川県七尾市・内灘町
主催 神戸学院大学 災害支援対策本部会議
協力 石川県地域振興課、(株)ぶなの森、朝日新聞厚生文化事業団、神戸学院大学教育後援会、神戸学院大学同窓会
参加者 学生8人、引率2人 計10人
学生所属:栄養学部1人、法学部2人、心理学部1人、現代社会学部4人
引率所属:薬学部1人、学生支援グループ(ボランティア活動支援室)1人
交通 大阪駅~金沢駅 JR特急サンダーバード、現地レンタカーで移動
2日目 金沢市健民海浜公園(ボランティア集合場所)~七尾市被災地は石川県バス
宿泊先 金沢ゆめのゆ(2日目帰りの銭湯もここを利用)

活動内容

3/11 能登半島地震被災地である内灘町視察

金沢駅に到着してから昼食を取り、レンタカーを取りに行く。皆で内灘サンセットパークに移動、ぶなの森、高峰氏らと合流。内灘町の被害の大きな地域を視察。砂丘地を補強して建物が建っているため、震度5でも、被害は甚大で、家が大きく傾き、電信柱が傾いていた。宿舎であるゆめのゆにチェックインし、近くのレストランで食事。

3/12 七尾市被災家屋等の片づけ

早朝、5時起き、6時に出発。石川県健民海浜公園に移動し、ボランティアバスに乗り込む。雨が降っていた。9時頃、七尾市のボランティアセンターに到着。三つのチームに分かれ、活動開始。
一つのチームは、先ずはブルーシートの洗浄作業を行う。そうしているうちに、活動する家が決まり、マイクロバスに乗って現地に到着。現代社会学部の男子学生2人と同行。現場の家は赤紙で中に入れないが、廃材や家具は既に運び出されており、皆で軽トラ3台に積む。ものの4、50分で作業完了。ボランティアセンターに引き返し、昼食。再び、ブルーシート洗浄。2軒目の家が決まり、現地に向かった。今度は黄色で、家の2階から濡れた4、50キロある畳の運び出し。結構重く、皆で運び出すが、階段が狭く、転がり落ちそうで危ない。慎重に運び出し、作業終了。チームのメンバーが素晴らしく、学生も本当によくやっていた。
金沢駅に戻り、サンダーバードに乗車、遅くなったが無事、帰ることが出来た。

行程

3月11日(月)

時間 内容
08:45 JR大阪駅中央口改札
セブンイレブン前に集合
09:12 出発 サンダーバード11号
11:58 金沢駅到着
12:00 駅周辺で昼食
13:30 レンタカーで内灘町へ移動
14:00 道の駅 内灘サンセットパーク到着
㈱ぶなの森と合流
現地コーディネーターの案内で内灘町の被害エリアを視察
16:30 金沢市の宿舎(ゆめのゆ)へ移動
宿舎周辺で夕食、翌日の打合せ、リーダー・サブリーダー決め
就寝

3月12日(火)

時間 内容
06:00 宿舎出発
レンタカーで集合場所へ移動
※途中で昼食・飲み物購入
06:45 石川県健民海浜公園着
07:00 石川県ボランティアバス出発
09:00 七尾市災害ボランティアセンター到着・受付
*到着後、現地の指示に従い活動開始
15:00 活動終了・片づけ
15:30 石川県ボランティアバス出発
17:30 石川県健民海浜公園到着
レンタカーで移動
18:00 スーパー銭湯金沢ゆめのゆ到着・入浴
18:45 ゆめの湯出発
19:15 JR金沢駅到着
19:47 出発 サンダーバート48号
*動物の接触および雄琴駅トラブルで約1時間遅れた。
23:21 大阪駅到着・解散

活動の様子

【3/11:内灘町視察】

08:45大阪駅集合、サンダーバードで金沢へ
ぶなの森の案内で内灘町を視察
被災家屋
地盤は弱い地域で被害の大きさに絶句
石川県庁に移動し、被災地復旧の講義
応援メッセージを残しました

【3/12:七尾市でボランティア活動】

石川県ボランティアバスに乗車し、七尾市へ移動
七尾市災害ボランティアセンターの様子
他のボランティアと共に、活動の説明を受ける
被災家屋から出た災害ゴミの分別場
ボランティア資材の整理手伝い
被災家屋から出た廃棄物の袋詰め
各地からのボランティアと共にシート洗浄
明治大学の学生とも同じチームで活動しました

参加学生の学び、意見 *事後アンケートから一部抜粋

活動してよかったこと

  • 震災直後はみんなが関心を持っていても、段々報道されなくなると現地の現状がわかりづらい。ただし今回の活動でまだまだやらなければならないことが山積みだと分かった。
  • 伝承館など過去の記録としてではなく、この目で復興のためにいろんな人が頑張っているところを見ることができた。
  • 現場の方にありがとうと言われた。

大変だったこと

  • 雨天の中の活動がこんなにも体力を奪われると思っていなかった。この作業が猛暑や極寒だったらと考えると、活動は天候に左右されるので、うまく復興が進まないのではないかと思った。
  • 協力してテンポよくできると思っていたが、家の中の片付けをする作業は、沢山倒れているものがあったものの、住人の方が「後は一人で片付けます」というご意思で、あまり進まなかった。
  • 無力感を強く味わった。意味があることだと理解しているが、充実感は感じなかった。
  • 1日でブロック壁の撤去と家の中の片づけをしたが、助けがいる被災家屋が多いので復旧にどれだけの月日がいるのかと無力感を感じた。
  • 活動リーダーをしたけれど、リーダーシップも判断力もなくて、自分の力では上手くまとめることが難しいと感じた。

今後の課題、必要なこと

  • 液状化などによって家を取り壊した時の人の繋がりを元に戻すこと。コミュニケーションの崩壊。
  • ボランティアを受け入れる側の組織力、ボランティア同士の報連相が改めて大切だと感じた。
  • 初対面の人とのコミュニケーション。
  • ボランティアのチームで連絡を取り合うことが大切だと感じた。自分ができることをするのが大事。
  • 1日の活動だったため出来ることが少なすぎた。1日では終わらない作業は、次の人に向けてちゃんと引継ぎをすることが重要だと思った。
  • 被災して心が疲弊しているときに気軽に話せる場を作る活動。
  • 学生も積極的に参加し、今回のように視察を組み込むなど学ぶことのできる活動。

被災者から聞いたこと

  • がれきや割れたお皿が残る中、片付けようにも高齢のため思うように作業できないことを知った。本当は落ちた家族の遺影を元に戻したいけど、再び地震が来るかもしれない怖さと、それが落ちてケガをするかも知れない怖さで元に戻せないと言っていた。やるせない気持ちとおっしゃっていた。