神戸学院大学

東日本大震災等の被災地支援活動

令和元年台風第19号被災地緊急支援ボランティア(長野県)

本プログラムはひょうごボランタリープラザ協働事業として実施いたしました。
日時 2019年11月1日(金)~3日(日)
場所 長野県長野市穂安地区
主催 神戸学院大学災害支援対策本部会議
協力 長野市災害ボランティアセンター 他、連携機関

1. 活動先

長野県長野市穂安地区 (千曲川氾濫の周辺エリア)
  • 台風19号により発達した雨雲や台風周辺の湿った空気の影響で、静岡県や関東甲信地方、東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨となり、10日からの総雨量は、関東甲信地方と静岡県の17地点で500ミリを超えた。12日・13日に長野県を始め、13都県に特別警報が発表された。
  • 長野県内の被害(長野県災害対策本部 11月6日10:00時点 発表)
    人的被害:死者5名、重傷者7名、軽傷者127名
    住家被害:全壊825世帯、半壊1,421世帯、一部損壊1,542世帯
    床上浸水2,309世帯、床下浸水3,476世帯
  • 2. 参加者

    学生18名、教員1名、事務職員1名 計20名
    学生所属:現代社会学部社会防災学科18名
    引率所属:現代社会学部社会防災学科教員1名、総務事務グループ職員1名

    3.活動内容及び参加

     長野市北部災害ボランティアセンターの紹介で、以下の活動に参加した。
  • 穂安地区Cブロックの被災家屋の片付け(土砂の運搬)/11月2日活動人数2,300名
  • 4.交通

    大型バス:神戸学院大学ポートアイランドキャンパス ⇔ 宿泊施設・山の音
    マイクロバス(借り上げ):宿泊施設・山の音 ⇔ 長野市災害ボランティアセンター

    5.行程

    【11月1日(金)】

    時間 内容 備考
    14:00 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス 集合・研修 必要物の貸出・受取
    事前研修
    15:30 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス 出発
    -途中SAで休憩、夕食、車内で翌日の打合せ-
    23:00 飯鋼高原「ロッジ山の音」 到着・就寝

    【11月2日(土)】

    時間 内容 備考
    06:30 起床・朝食
    07:30 飯鋼高原「ロッジ山の音」 出発
    コンビニ・レンタカー 経由
    途中
    昼食・飲料の購入
    09:00 駐車場(日本大学富竹グラウンド) 到着・移動
    長野市北部災害ボランティアセンター
    サテライト りんごの里 着
    09:40 穂安地区内の個人宅でボランティア活動
  • 庭の土砂の搬出
  • 千曲川氾濫エリア視察(3班に分かれて順番に視察)
  • 飲料の購入
    昼食休憩1時間
    15:30 ボランティア活動終了・片づけ
    15:50 長野市北部災害ボランティアセンター 出発
    コンビニ・レンタカー 経由
    17:40 飯鋼高原「ロッジ山の音」 到着
    19:00 夕食
    20:00 事後研修(振り返り)
    21:30 事後研修終了・就寝

    【11月3日(日)】

    時間 内容 備考
    09:00 飯鋼高原「ロッジ山の音」 出発
    -途中SAで休憩-
    アンケート調査実施
    16:40 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス 到着・解散 備品一部返却

    長野市穂安地区・千曲川氾濫エリアの被害

    ボランティア活動の様子①
    ボランティア活動の様子②
    ボランティア活動の様子③
    住民の方への最後の挨拶の様子

    【学生の感想】 11月2日(土) 振り返りより一部抜粋

      ○ボランティア活動から
    • 泥が重かった
    • 泥で足場をとられた
    • 地面に落ちたリンゴを見て、水の勢いが想像できた
    • 大量の泥や家の基礎が残っているのを見て、台風の恐ろしさを感じた
    • 災害を自分の目で見て威力の大きさを感じた
    • ニオイは現地にこないとわからなかった
    • ニオイによる精神的なしんどさがあるように感じた
    • 最初は「1軒の家に20人もボランティアが必要なのか?」と思ったが、人手が必要だった
    • 20~30人いても作業が進まず、被害の大きさを感じた
    • 地元の方の声やボランティア参加メンバーの声掛けが力になった
    • 地元の方の「助かった」「ありがとう」という声がうれしかった

    • ○これまでの学習・経験から
    • 昨年の西日本豪雨の際は2週間後にボランティアに入った。今回の長野支援は3週間後の現地入りだったが、被災後の時間の経過により、被災地の状況が全然違った
    • 非日常の空間だった。今までの学習とつながり、よい経験となった
    • 実際に見て勉強になった

    • ○今後に向けて
    • 何度も通うことが大切だと思った
    • 機会があればまたボランティアにきたいと思った
    • メディアの報道が減るなかで、大学生が広げることが大切だと思った
    • 地元にも川があるので気を付けたいと思う
    • 将来自分が家を購入するとき、災害を知り、調べてから購入することが大切だと思った

    • ○引率教職員のコメント
    • 大人数でボランティア活動に取り組んでも終わらないことが、被災地の現実である。だからこそ積み重ねが大切になる。専門家として、ボランティアとして、被災地の事実を考えてほしい。そして、ボランティアのリーダーになってほしい。
    • 現場に来ないとわからないリアリティを他の人にも伝えてほしい。1日の片づけでは終わらないが、活動の前後のまちの変化に気づいた学生がいた。被災地のボランティア活動はすぐに成果が出にくいが、大震災を経験した神戸から大学生が長野に足を運び、活動をしたことに意味があると思う。

    以上