神戸学院大学

東日本大震災等の被災地支援活動

平成30年7月西日本豪雨災害支援ボランティア第3陣 活動報告

日時 2018年8月5日(日)
場所 岡山県倉敷市真備町服部
主催 神戸学院大学
協働 ひょうごボランタリープラザ
協力 倉敷市災害ボランティアセンター 他、連携機関

1. 活動先

岡山県倉敷市真備町(河川の堤防が決壊し、甚大な被害を受けている地区)
※前線や台風7号の影響により、日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続け、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となった。活動先である岡山県内は、長時間の記録的な大雨となり、特別警報が発令された。(倉敷市の人的被害は、死者52名(内真備町51名)、重傷3名、軽傷103名。住家被害(真備町除く)は、全壊2,806棟、半壊665棟、一部損壊147棟、床上浸水約450棟、床下浸水1棟。※真備町において約900棟程度浸水被害(内訳は確認中))

7月24日15:00現在岡山県災害対策本部発表資料より

2. 参加者

学生13名、教職員3名 計16名
学生所属:経済学部2名、人文学部3名、現代社会学部社会防災学科8名
引率所属:現代社会学部教員1名、グローバル・コミュニケーション学部教員1名、学生支援グループ職員1名

3.活動内容

倉敷市災害ボランティアセンター真備町服部サテライトの紹介で、2グループに別れ以下の活動に参加した。

  • 服部地区の被災家屋の片付け
  • 被災家屋から家具、瓦礫、土砂等の運び出し
  • 家屋周辺の泥かき
  • 4.交通

    ポートアイランドキャンパスより途中有瀬キャンパスを経由し中型バスで移動

    5.銭湯利用

    大蔵海岸 天然温泉 龍の湯
    明石市大蔵海岸通1-2-2  TEL078-912-1268

    6.行程

    8月5日(日)

    時間 内容 備考
    06:00 ポートアイランドキャンパス 集合
    荷物積込み
    06:30 ポートアイランドキャンパス 出発
    07:10 有瀬キャンパス到着・学生乗車後出発
    09:20 倉敷市災害ボランティアセンター到着
    災害ボランティアセンターの指示により真備町服部サテライトへ移動 参加申込みは、事前に連絡済み
    ボランティア活動
    服部地区内において服部サテライトの現地スタッフの指示に従い、2グループに分かれて作業
    内容は前記3の通り
    引率はレンタカーで周辺調査及び学生の見守り
    連日の猛暑のため、熱中症対策を最優先として、水、冷却材、塩飴の配給など
    14:00 ボランティア活動終了
    服部地区から服部サテライトへ移動
    各班リーダーは担当者へ活動報告
    16:45 銭湯利用
    17:45 有瀬キャンパス到着
    一部学生下車後出発
    18:30 ポートアイランドキャンパス到着
    18:40 解散

    ボランティアセンターにて受付
    (真備町服部地区サテライト)

    ボランティアセンターにて受付(真備町服部地区サテライト)
    ボランティアセンターにて受付(真備町服部地区サテライト)
    ボランティアセンターにて受付(真備町服部地区サテライト)
    ボランティアセンターにて受付(真備町服部地区サテライト)
    ボランティアセンターにて受付(真備町服部地区サテライト)
    ボランティアセンターにて受付(真備町服部地区サテライト)

    学生の気づきや意見【事後研修アンケートから(一部)】

    • 思った通りの活動が出来て充実感が持てた。
    • 感謝の気持ちが持てた。
    • 被災地に対する意識が高まった。
    • 実際に自分の目で見ることで多くのことを学べた。
    • 将来の職業や生き方への意識が高まった。
    • 仲間と共に被災地の方の手助けをして感謝されてやりがいを感じた。
    • 学生同士のチームワークへの意識が高まった。
    • 協力することで大きな力になると思った。
    • 被災者の方とのコミュニケーションと寄り添う気持ちが大事だと気付けた。
    • 高齢者が多く、若者の力がもっと必要だと感じた。
    • しっかり相手のニーズに沿った働きと、猛暑の中、自らの体調管理がとても重要だと思った。
    • 準備をしっかりしておくことが大切だと気付いた。
    • 募金活動を増やすべきだと思った。
    • 被災者の心のケアが必要だと感じた。
    • 継続的に被災地のニーズに応じたボランティアが必要だと思った。
    • 引率者コメント
      酷暑と言えるなかの引率ということで、熱中症とケガだけが怖かったが、真備のボランティアセンターでも、現地でも、再三の注意、看護師さんの見回りなど、非常に気を遣っておられた。水害の被災地は、何度行っても、先が長く大変だと実感する。都市部でない、郊外での被災は、やはり高齢化が進んでおり、若い手がこれからも必要だと痛感した。

    以上