神戸学院大学

東日本大震災等の被災地支援活動

平成30年7月西日本豪雨災害支援ボランティア第1陣 活動報告

日時 2018年7月21日(土)
場所 広島県広島市安佐北区
主催 神戸学院大学
協力 安佐北区災害ボランティアセンター口田サテライト 他、連携機関

1. 活動先

広島県広島市安佐北区 口田町中小田地区(土砂崩れが発生し、甚大な被害を受けている地区)
※前線や台風7号の影響により、日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続け、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となった。活動先である広島県内は、長時間の記録的な大雨となり、特別警報が発令された。(広島市の人的被害は、死者22名、行方不明3名、住家被害は、全壊86棟、半壊164棟、一部損壊98棟、床上浸水40棟、床下浸水460棟、計848棟、中小田地区の死者は3名)

2. 参加者

学生11名、教員2名 計13名
学生所属:現代社会学部社会防災学科10名、人文学部人文学科1名
引率所属:現代社会学部社会防災学科教員2名
(撮影記録:1名 NPO映像記録)

3.活動内容

安佐北区災害ボランティアセンター口田サテライトの紹介で、以下の活動に参加した。
 (災害ボランティアセンター受付時間 8:30~16:00)

  • 中小田地区の被災家屋の片付け
  • 被災家屋から庭に出された家具、瓦礫、土砂等を運搬する、トラックに積み込む
    側溝の泥出し

    4.交通

     山陽新幹線 新神戸駅 ⇔ 広島駅
     (災害ボランティアセンターの受付時間等を鑑み、新幹線を使用した)
     現地移動はマイクロバス(借り上げ)を使用

    5.銭湯利用

    スーパー銭湯「ゆ~ぽっぽ」
    〒739-1733 広島県広島市安佐北区口田南1丁目5-13 TEL 082-841-1126

  • 活動場所より車で5分、営業時間 朝10:00~深夜1:00、利用料金 430円
  • 6.行程

    7月21日(土)

    時間 内容 備考
    06:15 JR住吉駅 改札前集合
    06:38 新神戸駅発 さくら541号(鹿児島行)
    07:55 広島駅着 スコップ・水の購入
    学生はマイクロバスにて移動(引率者はレンタカー)
    ・広島市安佐北区口田ふれあいセンター 着
     (口田サテライトからの指示)
    前週に社会防災学科教員が調整済、口田サテライトから中小田地区へ移動
    ボランティア活動 (1)中小田地区内において中小田ボランティアセンターの現地スタッフの指示に従い、2グループに分かれて作業
    内容は前記3の通り
    連日の猛暑のため、熱中症対策を最優先として、水、氷、塩飴の配給など
    14:30 ボランティア活動終了
    中小田地区から口田サテライトへ移動
     →口田サテライトにて、長靴洗い、消毒、うがい、体調のチェック(看護師在中)
    15:15 銭湯利用
    16:20 ミーティング
    17:20 広島駅 到着 広島駅から口田サテライトへの移動時間は30分程度
    18:22 広島駅発 みずほ606号(新大阪行)
    19:38 新神戸駅着
    19:45 解散

    ボランティアセンターにて受付
    (口田サテライト、中小田地区)

    ボランティアセンターにて受付(口田サテライト、中小田地区)
    ボランティアセンターにて受付(口田サテライト、中小田地区)

    視察した被災地
    (安佐北区口田町中小田地区)の様子

    視察した被災地(安佐北区口田町中小田地区)の様子
    視察した被災地(安佐北区口田町中小田地区)の様子

    活動風景

    活動風景
    活動風景

    学生の気づきや意見【7/21(土)事後研修から(一部)】

      現場での状況に関して
    • 現場は、川の氾濫ではなく、山からの土砂崩れが発生していた。豪雨災害には色々な被害があることが分かった。
    • 活動内容について
    • 暑さが厳しいため、休憩は多すぎるぐらいでよい。
    • 暑さから出来なかったが、最後に作業させて頂いた家主さんに全員で挨拶すべきであった。
    • 側溝の土砂を取り除く際、取り除き過ぎて、埋め戻した。最初に作業内容をきちんと確認すべきだった。
    • 活動に計画性があった方がよかった。
    • 活動を通して気づいたこと
    • バスの中に土砂を入れないようにしないといけない。
    • 自分がよかれと思うことと現場のニーズが異なることがあった。
    • コミュニケーションをもっと取る方がよかった。
    • 暑かったが、ボランティアできてよかった。
    • 参加者全員が熱中症などの体調不良にならず、よかった。
    • 参加者同士で「大丈夫?」と声を掛け合うことができた。
    • 現場(家主)での水を作業ではなく、自分たちのことに使い過ぎたと感じた。

    以上