神戸学院大学

被災地支援活動

令和8年熊本地震緊急支援ボランティア(第1クール)活動報告

日時 2026年8月29日(土)~30日(日)
場所 熊本地震被災地(八代市ほか)
主催 神戸学院大学 災害支援対策本部会議
協力 八代市災害ボランティアセンター、熊本学園大学、九州ルーテル学院大学、神戸学院大学教育後援会、神戸学院大学同窓会
  1. 活動先
    熊本県八代市被災地 ほか
  2. 参加者
    学生7人、引率3人 計10人
    学生所属:経済学部1人、現代社会学部5人、栄養学部1人、
    引率所属:現代社会学部(教員)1人、学生支援グループ(ボランティア活動支援室)2人
  3. 活動内容
    初日は被災地視察とし、2日目に八代市災害ボランティアセンターの紹介で活動に参加した。
    (災害ボランティアセンター受付時間 9:00~11:00)
    • 八代市の被災家屋の片付け
      被災家屋から庭に出された家具、瓦礫等を分類し、回収場所(地域のグランド)に運搬する
      トラックに積み込む 他
  4. 交通
    JR新神戸駅 ⇔ 熊本駅
    学生の現地移動はマイクロバス、引率用レンタカー1台を使用。
  5. 宿泊先
    カンデオホテルズ大津熊本空港(菊池郡大津町室736-1)
    【銭湯】8/30(日)帰りに使用
    湯らっくす(熊本市中央区本荘町722)
    *被災者、ボランティアは無料で使えた。

行程

8月29日(土)

時間 内容 備考
07:45 新神戸駅集合(新幹線改札口前)
08:02 新神戸駅発 みずほ605号
10:52 熊本駅着
マイクロバスで八代市へ移動
活動① 八代市を中心に被災地を視察
日本製紙パルプ工場(八代市日置町2−317)
昼食購入(車内で昼食)
引率レンタカー2台

車窓から
13:00~13:30 老舗旅館「金波楼」(八代市日奈久上西町336-3) 本学卒業生のお見舞い
14:00 八代神社/妙見宮(八代市妙見町405)
14:30 日奈久断層(八代市宮地町字二反田2047) 八代神社から徒歩2分
15:05~15:30 八代市災害ボランティアセンター(八代市鏡町両出1430)
15:45~16:15 八代よかとこ物産館(八代市上日置町4459−1)
マイクロバスから八代市内視察
*途中、コンビニで夕食・朝食購入
18:00 カンデオホテルズ大津熊本空港到着/翌日の活動打合せ
(菊池郡大津町室736-1)
(食事なし)

活動の様子

被災した老舗旅館「金波楼」(卒業生が経営者)
現役学生からお見舞いの後、旅館内部を視察
倒壊した八代神社(妙見宮)の視察
倒壊した八代神社(妙見宮)の視察
日奈久断層の視察
日奈久断層の視察
翌日のためにボランティアセンターを下見
翌日のためにボランティアセンターを下見

8月30日(日)

時間 内容 備考
07:30 マイクロバスで宿舎出発
*途中、コンビニで昼食購入
朝食(前日に購入)
09:00 八代市災害ボランティアセンター到着
活動② オリエンテーション、活動開始
*昼食は必ず持参
15:30 活動終了、片づけ
16:00 ボランティアセンター出発
17:00~18:00 入浴/湯らっくす(熊本市中央区本荘町722)
18:10 熊本駅到着 夕食購入
16:30 金沢駅到着
18:41 熊本駅発 みずほ610号
21:24 新神戸駅到着、解散

活動の様子

晴天の中、九州ルーテル学院(赤ビブス)と活動
大型家具の運び出し
被災した集合住宅から家財の運び出し
軽トラに積み込み、廃棄場へ運搬
散乱した瓦の片づけ
災害廃棄物「仮置き場」
本学学生からボラセンへ寄贈品(薬膳茶) 
九州ルーテル学院さんと歓談
同窓会九州支部の横山佳之さんが活動先に 
駅への帰りのバスから、爆発したイオンモール

    参加学生の学び、気づき *事後アンケートから一部抜粋

  • 本学は現地大学生と合同でふたつのグループに分かれて活動をした。他大学生と力を合わせる非常に貴重な機会となった。1人に出来ることは限られているからこそ、みんなの力が必要であると再確認した。
  • 私が参加したグループの活動は、集合住宅1室の片づけで、家財道具の搬出が短時間で終わり、少し物足りなさを感じた。もうひとつのグループは一軒家で瓦など瓦礫の撤去もあり、廃棄場所へ何往復もする必要があった。
  • ボラセンの熱中症対策設備(冷却BOXや休憩室など)の充実さや、トイレの清潔さに感動した。能登でも活動したことがあるが、全く別物であった。10年前に地震を経験している県だからこそかもしれないが、被災地の進化が垣間見えて勉強になった。
  • 8月30日のボランティア活動終了後にボランティアセンターの休憩室で、熊本の大学生が『地震で自宅が半壊になったけれど、能天気なくらいポジティブでいる』という話をしてくれた。自己防衛のための強がりなのかもしれないが、災害を乗り越えて前を向く姿勢に心を打たれた。
  • 暑さがとてもひどいので熱中症対策をしながら作業しなければいけないので作業する時間が結構限られていた。熱中症対策に気をつけながらボランティア自身が体調を崩さないようにすることが大切だと思った。
  • 傾聴して相手に寄り添うスキルが必要だと感じました。

    引率者所感

    約1か月が経過したタイミングでボランティアの引率として八代市に入らせていただきました。市内は全壊した家屋もあれば、建物の被害は少ない家屋もあり、被災された方々のニーズも多様であると感じました。そのような状況で、参加した学生らは現地の方々の声を傾聴し、今自分たちにできることは何かを考えて行動していました。刻一刻と状況が変化する被災地ですが、常に一手先を見据えた行動をすることができたと感じています。限られた時間の中で、思うように活動できなかった学生もいたかと思いますが、全国から訪れるボランティアに襷をつなぐことができた貴重なボランティアとなりました。

    今回、初めての緊急支援の引率として参加し、八代市に入らせていただきました。現地では家財の搬出や瓦の片づけなどの活動を行いましたが、当日のボランティアセンターでは過去最多となる300名以上の方々が活動に参加されたとのことです。個人の力には限界があっても、多くの力が集まることで確実に復興の一歩へ繋がるのだと肌で実感できる、大変貴重な機会となりました。現場では学生たちのチームワークも良く、被災された方に寄り添いながら行動する姿が印象的でした。今回の経験で得た「人のつながり」や「防災意識」を、今後の地域活動にも活かしていきたいと思います。