夏休みも終盤となりました。前期授業は、感染防止対策をとりながら原則一部の大規模講義等をのぞいて対面授業を実施してきました。皆さんの協力と真摯な努力によってキャンパスで大きな問題が発生することなく、あとは追再試験を残すのみとなっています。

ご存じのように、７月から８月にかけ、新型コロナウイルス感染症は、今までになく急激な感染者の拡大を見せています。
しかし、ワクチン接種の進行もあり、重症者の割合はこれまでと比べて低いなど、従来の感染拡大期とは異なった様相を呈しているのも事実です。政府等の対応も基本的な感染防止対策以上の行動制限は原則求めず、重症化リスクを有する人々に医療資源を集中しようとする政策へと変化してきています。

こうした背景を慎重に検討し、また２年半にものぼる遠隔授業実施が皆さんの生活や心身に及ぼす影響などを考慮しました結果、危機管理対策本部会議において2022年度後期授業を以下の通り実施することが決定されましたのでお知らせいたします。
以下の授業方針を確認いただき、後期授業開始に向けて準備を進めてください。

１　原則すべての授業を対面で実施します。ただし、学部等が認めた一部の科目・クラスについては、遠隔授業（原則としてオンデマンド形式）で実施します。
２　対面授業の実施に当たっては、教室における座席制限を廃止します。
３　ただし、授業を実施するに当たっては、「神戸学院大学 新型コロナウイルス 感染防止ガイドライン」および「新型コロナウイルス感染症拡大防止のための登学又は出勤の基準について」の順守を徹底することとします。
４　一定の条件のもとに例外的に非登学申請を認めます（2022年度前期と同様）。
５　今後の感染状況によっては、遠隔授業を増やす等の措置をとる可能性があります。

皆さんには、履修登録に当たって各科目・クラスの授業形態を確認のうえ、授業への準備をお願いします。対面授業においても、講義資料の配布、課題の提示・提出などでLMS（オンラインの学習管理システム）が活用されますので、PCなど、受講環境を整えておいてください。