スポーツサイエンス・ユニット活性化プログラムで障がい者スポーツ体験講義を開催しました
2025/12/03
スポーツサイエンス・ユニット活性化プログラムの一環として、共通教育センターの東祐希非常勤講師が担当する障がい者スポーツ実習の特別講義を11月14日と11月28日に開催しました。
11月14日は、パラリンピック競技であるシッティングバレーボール元日本代表の柳昂志選手を講師に迎え、有瀬キャンパスでシッティングバレーボールの体験講義を実施しました。ウォーミングアップから始まり、柳選手のサーブやスパイクのデモンストレーション、交流試合を通じて、学生たちは競技の魅力と技術を体感しました。さらに、障がいや競技に関する質疑応答を通じて、スポーツの多様性や社会的意義について理解を深めました。
11月28日は、一般社団法人フォースタートの大内秀之選手、網屋雄大選手、西村圭子選手を講師に迎え、車いすバスケットボールの体験講義を行いました。選手たちのチェアワークやシュートのデモンストレーションに加え、交流試合では競技の迫力と戦略性を、学生たちは肌で感じる貴重な機会となりました。
両講義を通じて、障がい者スポーツの現場に触れ、インクルーシブな社会づくりへの意識を高めるとともに、スポーツの価値を多角的に捉える機会となりました。
選手のコメント
11月14日 柳昂志選手慣れないながらもシッティングバレーボールに挑戦してくれて、本当に嬉しかったです。最初は座位姿勢でのプレーに戸惑っていたようですが、すぐに順応し、楽しんでくれていたのが印象的でした。
11月28日 一般社団法人フォースタート 代表理事 大内秀之選手
この度は、生徒の皆さんと楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。皆さん、本当に素直で気持ちの良い笑顔で参加してくれました。車いすバスケットボールは、障害のある人もない人も一緒に競技用車いすに座ってやれるスポーツです。このスポーツに触れて人生を大きく変える人もいます。共生社会やダイバーシティなどの言葉は先走っていると感じます。実践を通して、その道を進んでいる人の言葉や行動に触れることが、とても重要な授業だと心から思いました。参加してくれた学生の皆さんがどんな道に進むか分かりませんが、きっと各々の道で大成してくれることでしょう。ボクも一人の大人として心から応援しています。貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。




