神戸学院大学

共通教育センター

スポーツサイエンス・ユニット活性化プログラムで、サッカー元日本代表の橋本英郎さんを招いた講演会を開催しました

2022/12/16

講師を務めた橋本英郎氏
講師を務めた橋本英郎氏
時間が足りなくなった質疑応答タイム (右は司会を務めた多喜さん)
時間が足りなくなった質疑応答タイム (右は司会を務めた多喜さん)
最後に、橋本氏とスポーツサイエンス・ユニット生とで集合写真を撮りました (中央に代表ユニフォームを着用した橋本氏)
最後に、橋本氏とスポーツサイエンス・ユニット生とで集合写真を撮りました (中央に代表ユニフォームを着用した橋本氏)

2022年12月13日3限に、講師にサッカー元日本代表選手の橋本英郎さんを迎え、「文武両道の先に見える世界 -点を作る大切さ-」を有瀬キャンパスで実施。学生・教職員合わせて約60人が受講しました。

講演冒頭は、スポーツサイエンス・ユニット上谷ゼミ2年次生・多喜将哉さんの司会で、講師の紹介から始まりました。橋本英郎さんは、難関大学である大阪市立大学(現大阪公立大学)経済学部に一般入試で入学し、卒業。在学中にプロ選手となった後はサッカー元日本代表としても活躍し、文武両道のサッカー選手としても有名です。現在は、様々な事業を展開されている経営者でもあります。

講演会は、「点(アクション)をつくることで何が起きるのか」「チャレンジする事の大切さ」に焦点を当てながら、高校・大学・プロにおける出会いや起点になったエピソードを中心に進められました。高校生活・勉強・サッカーだけにひたすら取り組む3年間で気が付いたことは、答えがない中でも続けて取り組む大切さ。簡単に結果は出ないけれど、続けていくことで結果が出る可能性につながることを伝えました。そして、大学1年目では友人がほとんどできなかったとのお話も。ただ、2年次以降は自ら積極的に行動することで多くの友人ができ、今でも関係があるくらいの仲間づくりにつながったようです。

そして、FIFAワールドカップ2022は現地で観戦。海外旅行は苦手なこともあり、行くのに少し勇気が必要だったそうですが、そこに飛び込んだことでつながりが広がったとのこと。仕事につながるような出会いもあったようで、点を作る上で、新しい場所に飛び込む大切さを語られました。

最後は、これまでの橋本氏の経験を踏まえ「キッカケはどこにあるかわからない」とのメッセージを。学生に、挑戦したり動き続けたりすることの大切さを熱く語って下さいました。最後に設けられた質疑応答では、時間が足りなくなるくらい多くの質問が寄せられ、学生たちが橋本氏の話に大いに感銘を受けた様子が伺えました。

【参加学生の感想】
多喜将哉さん(スポーツサイエンス・ユニット 経営学部 2年次生)
※橋本氏の経歴を紹介するパワーポイントの作成、および、司会を担当
今回、私は初めて総合司会と経歴紹介をさせていただきました。自分の中でも初めての挑戦でしたが、不測の事態もあり、なかなかうまく対応ができませんでした。ですが、それがこれからの糧になるように努力していこうと思います。
サッカーをしている自分が、昔から見ていた選手の講演会を手伝う立場になれたこの機会は、自分にとってとても素晴らしい経験になりました。また、この講演を聞き、計画を立てる事の大事さや行動する事の大切さ、人とのつながりが大事だということを学びました。これは、プロアスリートや経営者ではなくても活用できる事だと思うので、これからの自分にとって軸となっていくようなメッセージを受け取ることできました。

福永翔和さん(スポーツサイエンス・ユニット 経営学部 3年次生)
今回の橋本英郎さんの講演会を聞いて、アクションを起こす大切さを学ぶことが出来ました。
橋本さんの中学生、高校生、大学生の話を聞いてとても濃密な時間を過ごしていると感じました。特にサッカーや勉強での苦労やそれに対する努力はすごいと思いました。また、大学生でのプロと学生生活の工夫も自分じゃ真似出来ないです。また、デュアルキャリアを挑戦することや、その活動の中での子供に対するチャリティー活動など事業での社会貢献もしており、ほんとに色々なところに貢献や挑戦をしていると思いました。
今回の講演会で学んだことを生活に活かして、様々なことに挑戦すると共に、残りの大学生活を濃密で充実した大学生活を過ごせるようにしたいです。また、大学卒業後もこの学んだことを意識していきたいです。
今回の講演会を聞くことが出来て、本当に良かったです。