神戸学院大学

共通教育センター

第1回「神戸マラソン レディスランニングクリニックin神戸学院大学」を開催しました

2025/07/30

講義を行う上谷准教授
講義を行う上谷准教授
グループワークを行う参加者
グループワークを行う参加者
しおさい公園でランニングを行う参加者
しおさい公園でランニングを行う参加者
ランニングクリニック13期生
ランニングクリニック13期生

神戸マラソン2025を走る女性ランナーを対象とした「神戸マラソン レディスランニングクリニックin神戸学院大学」第1回目となる講座「マラソン基礎講座-神戸マラソンを完走するために-」を7月27日に、ポートアイランド第1キャンパスで開催し、市民ランナー28人が参加。第1回神戸マラソン優勝者で共通教育センタースポーツサイエンス・ユニットの上谷聡子准教授が講師を務め、講義と実技の2部構成で実施しました。

また、本企画に協賛している六甲バター株式会社からチーズの詰め合わせ、富永貿易株式会社からペットボトルの水の提供があり、参加者に配付しました。

このランニングクリニックは神戸マラソンが初マラソン、もしくはマラソン2~3回目の挑戦となる女性ランナーのためのクリニックで、神戸マラソンオフィシャルイベントとして3回シリーズで開催します。

前半の講義では、参加者同士で自己紹介やマラソン挑戦するにあたっての不安をグループワークで共有しました。上谷准教授からは、マラソンを通じた人とのつながりや応援される喜びなどを紹介し、マラソンを走ること自体の楽しさを参加者に伝えました。

また、神戸マラソンを完走するための必要な基礎知識として、正しいランニングシューズの選び方、ウェアやメイクの工夫など女性ランナーに必要なこと、故障しないためのウォーミングアップ、ランニングフォーム、大会までのランニングダイアリーの記載など、11月16日の大会当日に向けた練習方法や事前準備について講義を行いました。

その後、大学のイベントパークと隣接するしおさい公園に場所を移し、ウォーミングアップとランニングを行いました。ランニングではスポーツサイエンス・ユニットの学生がペースメーカーを務めました。1キロ7〜8分のペースを維持して完走を目指すため、そのペースを体感するとともに上谷准教授が参加者のランニングフォームを確認しそれぞれにアドバイスを行いました。

学生スタッフとして参加した青沼明生さん(人文学部、スポーツサイエンス・ユニット3年次生)は、「私は陸上競技の長距離をしていましたが、マラソンの経験はなく、マラソンの知識もあまりありません。しかし『ランニング』という共通点から、少しでも力になれたらという思いで参加しました。実際に講座に参加してみると、走ることに対してさまざまな想いを持つ方が多く、始めたきっかけや年齢がバラバラでも『神戸マラソンを完走する』という同じ目標を目指している姿に感動しました。今回はサポートする立場でしたが、私自身もたくさんのことを学び、刺激を受けました。競技として走っていた頃とは違う、『走ることの楽しさ』や『人と繋がる力』を改めて感じることができ、貴重な経験になりました」と話しました。

次回、第2回のランニングクリニックは、10月18日を予定しています。