神戸学院大学

共通教育センター

スポーツサイエンス・ユニットの学生がユニバー記念競技場でパラスポーツ体験会のボランティアに参加しました

2023/09/25

投擲台体験
投擲台体験
レーサー体験
レーサー体験
閉会式で挨拶する山口神戸市議(元国際大会日本代表選手)
閉会式で挨拶する山口神戸市議(元国際大会日本代表選手)

2023年9月18日神戸総合運動公園ユニバー記念競技場補助競技場で、スポーツサイエンス・ユニットの学生33人が「障害者アスリートマルチサポート(陸上競技)事業 パラ陸上を知ろう!」にボランティアとして参加しました。

この事業では、兵庫県障害者スポーツ協会、兵庫県立障害者スポーツ交流館、兵庫パラ陸上競技協会が主催となり、パラスポーツへの理解を深めることを目的に、「競技用車いす(レーサー)体験」「フレームランナー体験」「投てき台体験(ジャベリックスロー)」「アスリートの練習会見学」の4つのメニューを実施しました。

実際にパラスポーツで使用される競技器具を体験したボランティア学生は、器具が安全に競技できるように設計されていながらも、簡単に操作できる点に関心を寄せていました。また、例えば足に障害のある方は腕や上半身の力だけで競技を行う事に気づき、パラアスリートの身体能力に驚いていました。パラ陸上競技に使用される器具は、すべて外国産であることやさまざまな工夫が施されていることから、車いす1台の値段が80万円以上のものが多くあることを知りました。

世界のパラスポーツ競技者は日本人選手の一回り大きい体格の方が多く、そういった選手に勝つには体格以外の部分を多く補う必要があるという話を伺い、ボランティア参加中も休むことなく練習に取り組む選手を見た学生は、「その姿がとてもかっこよく、自身も部活動への取り組みをより頑張りたいという気持ちになった」と話しました。また、パラスポーツの世界大会入賞者から、獲得したメダルを首にかけてもらった学生は、その重みから選手の努力の凄みを感じたようでした。

パラスポーツ選手と交流をしたことで、新たな発見やこれまで感じたことのない感覚を抱き、「来年度神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催されるKOBE2024世界パラ陸上競技選手権大会で日本人選手がメダルを獲得して活躍してほしい」と応援の気持ちを語りました。

KOBE2024世界パラ陸上競技選手権大会
大会期間:2024年5月17日(金)~5月25日(土)
競技会場:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
大会HPはこちら