神戸学院大学は１月24日、沖縄県と「就職支援に関する協定」を締結しました。地域産業を支える人材の育成、確保に向け、相互に連携、協力することにより、沖縄県内企業等への就職を促進することが目的です。具体的には、移住相談を含めたＩターン者向け相談会の実施や、沖縄県内の医療従事者確保に向け、医療系学部を中心とした企業説明会の開催などを行います。

このたびの協定締結式は、４つの学校法人が合同で執り行われました。玉城沖縄県知事からは、「各校が力を入れておられるＩＴ、医療、福祉、観光などの分野は、本県でも非常に人材のニーズが高く県内における人材の確保が図られることで、さらなる沖縄の振興につながるものと期待しております」とコメントがありました。

沖縄県が就職支援を主目的として、兵庫県内の大学と協定を結ぶのは今回が初めてです。
本学は、同様の協定を中国５県、四国４県、北陸３県、三重県、愛知県、滋賀県、京都府、和歌山県、福岡県、鹿児島県、兵庫県と既に結んでおり、沖縄県が21番目です。

協定の主な連携、協力事項は以下の通りです。

（１）学生及び保護者への企業情報、就職支援情報等の周知に関すること
（２）学内で行う合同企業説明会等の県内就職への理解を深める取組に関すること
（３）県内企業へのインターンシップ受入支援に関すること
（４）学生のＵＪＩターン就職に係る情報交換及び実績把握に関すること
（５）その他、学生のＵＪＩターン就職促進に関すること