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おもしろ学問TOPICS 身近な社会の動きから、各学問の魅力をご紹介!

食と医療の両分野に広がるトピックス

全ての人間にとっての関心事ともいえるのが、「食べること」、そして「健康であること」。この2つは密接な関係があり、食の乱れはさまざまな病気につながります。こうした事実に関心を持ったあなたは、食と医療にまたがる栄養学を学ぶことをお勧めします。

01

食べながらできるダイエット

食べずに我慢するダイエットは健康を損ねるだけ。食べても脂肪の吸収を抑えることができればすごく良いと思いませんか?脂肪の吸収を抑える栄養成分として、食物繊維があります。食物繊維は、身体のエネルギーの素になる一般的な炭水化物とは異なり、難消化性炭水化物といわれています。野菜やこんにゃく、海草類などに多く含まれ、生活習慣病予防だけでなく、腸内の善玉菌を増やすことも知られています。

02

食育の重要性

肥満や高血圧、糖尿病など、現代人を悩ませる病気のほとんどが、食事に関係しています。しかし、世の中を見ると、ファストフードなど手軽に食べられる食文化が浸透し、特に子ども世代の食の変化が懸念されています。こうした背景を受け、数年前から注目されているのが「食育」の重要性。2005年には『食育基本法』も制定、国や自治体をあげて、食への正しい理解を人々に伝えていくことが決まりました。神戸学院大学は、近隣の小学校でお芝居や人形劇などを通した食育のボランティアを行っています。

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世界トップクラスの長寿国。そのヒミツは?

長寿にはいろいろな測り方がありますが、平均寿命の長さで調べると、男女とも日本は世界でトップクラスです。厚生労働省の資料では、2015年における日本人の平均寿命は、男性が80.79歳、女性はなんと87.05歳。要因には、気候や気温といった自然条件や国民皆保険などの国の政策もありますが、日本の伝統的食生活も大きな要因であることに間違いありません。

04

食事で病気予防

糖尿病やがんなどに代表される、生活習慣病を予防する食事に共通するのは、野菜や果物、キノコ類といった食物繊維やビタミンなどの成分を含んだ食べ物。とすれば、行き着くのはやはり日本の食事です。ごはんにお魚、味噌汁や青物のお浸しといった組み合わせ、そして1日3食しっかり食べる。毎日の適切な食事が病気の予防になります。

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欧米の食文化の問題とは?

欧米の食文化は、地域によってさまざまな特色がありますが、一般的には高カロリーの肉や乳製品の比重が高く、野菜が少ないことが特徴です。アメリカではこの傾向がさらに顕著になり、主食は大量のハンバーガーやピザ、野菜はピクルス、副食は大量の甘いもの、といった組み合わせが多く見られます。結果として、アメリカでは肥満が大問題となり日本食などに見習う動きが起こっています。一方、日本では食の欧米化が進んでいるので注意が必要です。

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日本人の天敵「がん」を早期発見するさまざまな検査

日本人の死因トップは「がん」で、なんと死亡者数の約3分の1を占めます。そのため、がん検診が重視されており、医療現場ではさまざまな検査法が導入されています。体内に腫瘍ができたときに増える腫瘍マーカー検査をはじめとして、内視鏡で組織を採取し顕微鏡で観察する細胞診検査、放射性医薬品を体内に入れ、放射される放射線から画像を得るシンチグラフィーなどがあります。こうしたさまざまな検査のエキスパートである臨床検査技師の受験資格の取得は本学でめざすことができます。

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もっと栄養学部を理解するキーワード集

管理栄養士

人々の健康の保持増進や、傷病者の療養などのために、高度な専門知識と技術を駆使して、食や栄養面の管理や指導を行う国家資格。管理栄養学専攻では、こうした管理栄養士国家試験の受験資格が得られるほか、栄養教諭一種免許も取得できます。

特定保健用食品

通称トクホ。いわゆる健康食品とは異なり、特定の保健の効果が科学的に証明された食品で、人をかたどった独特のマークが目印。「血圧が気になる方へ」といった表示や、動脈硬化の予防作用があるEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれた商品などが有名です。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームは内臓脂肪型肥満によって、糖代謝異常、血圧高値、脂質代謝異常を生じる状態とされています。脳血管障害など死につながる症状に発展する恐れに加え、最近の研究ではがんの発生リスクも高まる可能性が指摘されています。

臨床検査技師

医師の指示のもと、血液や尿などの検査や、心電図やエコーなどの検査を行う国家資格。がん検査をはじめとする各種検査技術の進化は目覚ましく、社会のニーズが高い職業です。生命栄養学専攻で受験の資格の取得をめざすことができます。

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