神戸学院大学

2021年度前期学長主催懇談会をオンラインで実施しました

2021/09/30

参加者全員で記念撮影
参加者全員で記念撮影
学生と懇談する佐藤学長
学生と懇談する佐藤学長
活動を紹介する佐藤菜都さん
活動を紹介する佐藤菜都さん
活動を紹介する伊達才貴さん
活動を紹介する伊達才貴さん
活動を紹介する森脇大翔さん
活動を紹介する森脇大翔さん

9月10日、学業や課外活動などで「コロナ禍の状況を打破するような活躍」をして、学内各部署や学部から推薦された学生を対象にした、2021年度前期学長主催懇談会をオンライン(Zoom)で実施しました。

◆コロナ禍の状況を打破した学生8人
参加したのは以下の8人です。▽栄養学部連絡会代表として、コロナ禍における新入生への履修指導を行い、栄養学部連絡会の活動を盛り上げるべく活動をした山野辰実さん(栄養学部3年次生)▽「農業スマイルプロジェクト~野菜で人々に笑顔を」を企画し、実施したボランティア活動支援室学生スタッフ環境班リーダーの山本まなさん(法学部2年次生)▽ピア・サポーター前代表として、2020年度生活支援プロジェクトにて指揮を執り、サポーターや学生スタッフの取りまとめを行った伊達才貴さん(経済学部4年次生)▽078KOBE「KOBEでオデカケ企画」に率先して参加し、「ふれあいフェスティバルin神戸」のオンラインでの打ち合わせを実施している学生放送局元局長島田和昌さん(人文学部4年次生)▽大学公認任意団体「人文学研究会」会長として、「人文学研究会」のオンラインでの研究活動を運営し、卒業研究においては神戸市役所文化財課担当者への聞き取り調査を実施した森脇大翔さん(人文学部4年次生)▽1.17神戸防災のつどい2021において、オンラインワークショップの実施や防災イベント「明石のヒーローアカデミア」等、女性目線を活かした防災啓発活動の実施を行った防災女子現代表佐藤菜都さん(現代社会学部4年次生)▽日本大学英語模擬国連へ積極的に参加し、エストニアやアルバニアの大使としてSDGsを意識した「福祉」や「食糧事情」について提言を行った、荒島千鶴教授ゼミ生の津田穂乃里さん(グローバル・コミュニケーション学部3年次生)▽学部広報誌「CoCo-Navi.」制作チームのリーダーとして、コロナ禍においても、Zoom やチャットツールを駆使して企画、執筆、構成など前年度以上のクオリティの高い紙面制作に挑戦している木田晋介さん(心理学部3年次生)

◆コロナ禍においても積極的に活動
会の冒頭、「コロナ禍にあってもそれぞれの興味や個性に応じて大学の機能を活性化してもらった。懇談会に招かれたことは栄誉で、誇りに思ってほしい」と、佐藤学長が挨拶を述べ、参加者の活動内容について紹介しました。学部広報誌「CoCo-Navi.」制作チームのリーダー木田さんは、「例年よりクオリティの高い紙面制作に挑戦しており、中でも面白いコラムの作成にチーム全体で取り組んでいる。」と紹介がありました。木田さんは「心理学部では学生が学部広報誌を作っており、今年度のコラムでは、ホラー映画で殺されない方法、家でできるフィットネスなど、コロナ禍でも充実した私生活についての記事や例年より自由度の高い記事の作成に励み、学生が主体となって紙面製作に積極的に活動している。」と語りました。また、日本大学英語模擬国連に積極的に参加した津田さんは、「模擬国連では、ランダムに決められた国の大使として、担当国の問題を入念に調べたうえで、その国の意見(ポジションペーパー)を作成している。模擬国連では現地の言葉や難しい表現が多くあり、最初は挫折しそうになったが、先輩や先生に教えてもらうことや、過去の資料(決議書)を参考にすることで、乗り越えてきた。今は後輩を教える立場になったので、先輩の教えを伝えるだけでなく、オンライン上でしか会えてない分、後輩とのコミュニケーションを絶やさず力になっていきたい。
」と語りました。

 ◆参加者同士、農業についての話題で盛り上がる
今回コロナ禍の状況を打破した学生8人は、学部も学年も異なりましたが、参加者同士、「農業」という共通点があり、懇談会で盛り上がりました。ボランティア活動支援室学生スタッフ環境班リーダーの山本さんは、「幼少期から農業に携わっていたので、農業に興味がある人に農業の楽しさを教えたくて農業スマイルプロジェクトという企画を行った。例えば、虫は嫌われる存在だが、その中でも土をよくして野菜をおいしくする虫もいると参加者に教えることで、農業に少しでも関心を持ってほしい。」と語りました。また栄養学部連絡会代表の山野さんは、「コロナ禍で中止になるかもしれないが、農業サークルから畑を一部譲っていただき、今後畑で取れた農作物を調理し、試食をするなどし、食に通ずる活動を行っていきたい。」と今後の抱負を語りました。参加者である田中副学長は、ゼミにおいて今や流通量の少なくなった兵庫・神戸の伝統野菜の復活・普及を目的とした「神戸伝統野菜プロジェクト」に取り組んでおり、「ぜひ畑を耕す際は、絶滅危惧種の野菜や神戸伝統野菜を用いて、社会貢献につなげてほしい。また私のゼミ生と交流していただきたい。」と語りました。コロナ禍で学生同士の交流の機会が少ない中、同じ農業というテーマで副学長・学生同士の交流が実現し、懇談会は大いに盛り上がりました。