神戸学院大学

各分野で活躍した学生をたたえる学長主催昼食会がKPC1で開催されました

2023/02/20

大学幹部と記念撮影する学生8人(後列左から井上陸さん、坂東さん、平川さん、井上晴史さん、吉永さん、髙木さん、服部さん、為乗さん)
大学幹部と記念撮影する学生8人(後列左から井上陸さん、坂東さん、平川さん、井上晴史さん、吉永さん、髙木さん、服部さん、為乗さん)
中村学長のあいさつを聞く学生たち
中村学長のあいさつを聞く学生たち
活動紹介する坂東さん
活動紹介する坂東さん
活動紹介する服部さん
活動紹介する服部さん
質問に答える井上晴史さん
質問に答える井上晴史さん
活動紹介する髙木さん
活動紹介する髙木さん

さまざまな分野で活躍した学生をたたえ、今後の学業や活動の励みにしてもらうのを目的にした2022年度後期の学長昼食会が2月15日にポートアイランド第1キャンパス(KPC1)で開催されました。

招かれたのは、韓国・朝鮮大学で開催された2022年度日中韓英語スピーチ大会に法学部代表として参加し、「薬物依存からの回復」のテーマでスピーチした井上陸さん(法学部3年次生)▽薬学部で自主的な勉強会を継続して開催している坂東大樹さん(薬学部1年次生)▽大学祭中央実行委員会の第55代会長を務めた平川浩暉さん(経営学部3年次生)▽ボランティア活動支援室学生スタッフ広報班のリーダーを1年次生から務め、昨年12月に学生スタッフ代表に就任した井上晴史さん(現代社会学部2年次生)▽クローズアップ社会研究会に所属し、「災害メモリアルアクション2022」で中間報告も行った服部仁美さん(同社会防災学科2年次生)▽同じくクローズアップ社会研究会に所属し、「117KOBEぼうさい委員会」メンバーとして防災意識の向上などに努めている為乗湧司さん(同)▽「模擬国連世界大会」でアフリカの「ガボン大使」役として参加し、優秀な派遣団に贈られる賞を獲得した高木麻未さん(グローバル・コミュニケーション学部英語コース3年次生)と吉永俊輝さん(同)――の8人です。

コロナ感染防止対策で、今年度も学生と学長ら幹部が別々に昼食を取った後で懇談しました。各自が活動内容について報告し、中村恵学長、津田裕子副学長、田中康介副学長、宇野文夫学生支援センター所長と質疑応答しました。

井上陸さんは、「私は、刑務所を仮釈放になったり少年院を仮退院したりした人たちを社会の中で立ち直れるようにサポートする仕事をする保護観察官を目指していますので、薬物依存の問題に取り組みました」とスピーチのテーマを決めた理由を説明しました。

坂東さん主催の薬学部の勉強会は、主としてC号館の空き教室で、試験前には朝から夜遅くまで40人以上が参加し、坂東さんが先生役になって質問に答えます。学生同士が皆で教え合い、勉強するという学部の伝統を受け継いでいます。

平川さんは今年度の大学祭を総括して、「前年を上回る延べ4706人のご来場をいただき、模擬店も復活しました。キャンパス内の道をぎっしりと模擬店が並んだ時代もあったと聞いており、そんな時代が再び来ることを願っています」と後輩に託す希望を述べました。

医療、災害、国際、子ども、環境、広報の各班からなる約100人の学生スタッフのリーダーとなった井上晴史さんは現在も「スプリングボランティア」で各班が活発に活動していることを紹介し、「ボランティアを神戸学院の文化にまで高めたいです」と抱負を述べました。

服部さんは、政治、社会などあらゆる分野の問題を取材して発信する「クローズアップ社会研究会」の活動を紹介しました。「選挙で候補者の主張を防災の観点から投票しているか」のテーマで実施したアンケート調査に触れ、「各候補者は防災政策を公約に」と語りました。

為乗さんは、神戸新聞社と神戸市、県内の各大学で結成した「117KOBEぼうさい委員会」の活動について紹介しました。防災イベントに参加して、地震で散乱したガラスの破片などによるけがを防ぐ「新聞スリッパ」の作り方講習会などを実施していることにも触れました。

髙木さんと吉永さんは模擬国連世界大会の「経済社会理事会」に参加して自分たちの「国」の立場をまとめた「ポジション・ペーパー」の内容の一部が全体の「サマリー・リポート」の中で採用されたことを報告しました。吉永さんは「気候変動・地球温暖化の問題でもガボンの立場から見ると、課題や対応策は日本とは視点が異なることに気づきました」と語りました。髙木さんは、「会議では参加者の英語の速さについて行くのがたいへんでした。臨機応変に発言できるようになっていればさらに良かったです」と課題も認識していました。

最後に学生から大学への要望や意見を聞かせてもらいました。学長主催昼食会は有瀬キャンパスでも2月24日に実施されます。