神戸学院大学

各分野で活躍した学生をたたえる学長主催昼食会がKACでも開催されました

2023/02/28

中村学長ら大学幹部と記念撮影する招待された学生ら
中村学長ら大学幹部と記念撮影する招待された学生ら
あいさつする中村学長
あいさつする中村学長
活動について話す吉川さん
活動について話す吉川さん
活動について話す宝来さん
活動について話す宝来さん
活動について話す長谷川さん
活動について話す長谷川さん
活動について話す土谷さん
活動について話す土谷さん
活動について話す藤井さん
活動について話す藤井さん
セグウェイの保管場所を知らせる中川さん
セグウェイの保管場所を知らせる中川さん
活動紹介する吉良さん
活動紹介する吉良さん
活動紹介する濵本さん
活動紹介する濵本さん

さまざまな分野で活躍した学生をたたえ、今後の学業や活動の励みにしてもらうのを目的にした2022年度後期の学長昼食会が2月24日に有瀬キャンパス(KAC)で開催されました。ポートアイランド第1キャンパスでは2月15日に開催しました。

招待されたのは、神戸新聞社主催のMラボ「課題解決ラボ」に2021年度に参加して自動車販売会社「神戸マツダ」の「360度人事評価」についての意見を発表した吉川竜平さん(経済学部4年次生)▽学生スタッフ「オーキャンズ」のメンバーとしてSNSやウェブをフル活用してオンライン開催が続いたオープンキャンパスの企画・運営をした宝来大樹さん(人文学部4年次生)▽第10回神戸マラソンで給水ボランティアリーダーを務めたほか、吹奏楽部の第51代部長として「第46回定期演奏会」などを開催した長谷川智海さん(人文学部4年次生)▽本学と淡路市若手職員による政策立案プロジェクトでグループワークをリードし、門康彦市長や中村恵学長らを前に魅力的な政策を提言した土谷美櫻さん(人文学部3年次生)▽兵庫県中小企業家同友会との社会連携事業「大学1年生による地元中小企業インタビューを通した探究学習」に意欲的に取り組んだ藤井美羽さん(人文学部1年次生)▽ボランティア活動支援室学生スタッフ医療班として学内献血などの実施に協力し、「セグウェイ同好会」でも活動している中川裕太さん(総合リハビリテーション学部3年次生)▽文化会本部会長として4年ぶりの開催となった所属各団体の交流会「ダイヤモンドフェスティバル」企画・運営を指揮して成功させた吉良響さん(心理学部3年次生)▽「兵庫県西地区BBS会」会長として非行少年を更生させる学習支援を続けたほか、「チャリティーサンタ」になって経済的に困窮する親子に贈り物を届けた濵本雄幸さん(心理学部3年次生)――の8人です。

コロナ感染防止対策で、ポートアイランド第1キャンパスの学長主催昼食会と同様に今年度も学生と学長ら幹部が別々に昼食を取った後で懇談しました。各自が活動内容について報告し、中村恵学長、春藤久人副学長、宇野文夫学生支援センター所長と質疑応答しました。

吉川さんは関西フットサル協会2級審判員の資格を持ち、昨年の第18回全日本大学選手権では決勝で審判を務めたことを披露しました。スポーツを通じての本学の社会連携活動についても積極的に提言を続けています。

宝来さんはコロナ禍でオンライン実施となったオープンキャンパスを盛り上げるためにSNSやウェブをフル活用し、キャンパス紹介動画も作成しました。高校生が求める情報を聞かれ、「各授業の特徴や先生などについてだと思います」と答えました。

長谷川さんはコロナ禍で演奏の機会が激減する中、市民に親しまれているグリーンフェスティバル「第34回サマーコンサート」を昨年6月に有瀬キャンパスのメモリアルホールで無事開催して好評を得ました。

空き家の活用に向けた地域移住促進の交流会の開催などを提言した土谷さんは、苦労した点を聞かれ、「学生らしい発想」を生み出すことだと答えました。そのために、グループワークでは、まずどんな意見でも肯定してみる、いろんな意見を掛け合わせてみるなど話しやすい環境を意識し、結果として「画期的」な意見が出るようになったといいます。

規格外の野菜をカットして販売し農家の売上増やフードロスの削減に貢献する企業を訪問するなどの探究学習に取り組んだ藤井さんは、「形が悪いなどの理由で出荷前に廃棄される野菜は食べられるのにもったいないと思ったのが探究のきっかけです」と述べました。

電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」について多くの質問を受けた中川さんは、「しあわせの村」で昨年3月に開かれた「ユニバーサルフェスタ」で搭乗体験会を実施、歩行を補助する「福祉具」でもあることを理解してもらい、参加者と交流したことなどを紹介しました。

演劇部とブルース研究会で活動する吉良さんは昨年、新入生の交流が目的の「フレッシュマンキャンプ」も3年ぶりに開催して成功させ、コロナ禍で所属の各団体の活動休止とともに機能できなくなった文化会本部の活動を復活させました。

濵本さんは、非行少年への学習支援で苦労した点を問われ、「わからない箇所を尋ねると、分からない点からして分からないという少年が多いこと」だと答えました。その上で、「自分も学び直すつもりで通った」と双方向的な関係を大事にしたことを強調しました。

最後に大学に対する要望や意見を各学生に聞かせてもらいました。学生からは課外活動に関する提出書類の事務手続きの簡素化などを求める声などがありました。