常設展示のご案内

未来の暮らしをソウゾウする神戸学院大学 安全・安心‐暮らしと健康‐

本学は、創設者であり初代学長の森茂樹博士が、「将来、予防医療が重視される時代となり、栄養学がその大きな役割を担っていくこと」を強く認識し、日本初の男女共学の栄養学部を設置し開学した大学です。それは、人のくらしを考えるのに「健康、そして暮らしにおける安全と安心」が大切だからだと考えたからです。時代の流れと共に受け継がれ、10 番目の学部が開設された今でも息づく本学のひとつのテーマでもあります。

今回、ナレッジキャピタル The Lab.に、神戸の大学として参加するにあたり、神戸学院大学のテーマの1 つである、「安全・安心」そして「暮らしと健康」をコンセプトに2つの体験型の展示を実施いたします。

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未来の暮らしをソウゾウする 神戸学院大学 安全・安心-暮らしと健康-

安全・安心 ~健康~ 健康の大切さを学ぶ

1966年開学当時は、栄養学部のみでしたが、現在では、薬学部、総合リハビリテーション学部と3つの専門性から「健康」を支える学びと研究を行っています。今回は、薬学部のコンテンツを通して、これからの社会における環境の変化、そして「健康の大切さ」を神戸学院大学から発信します!

展示期間:2021年7月22日(木)~2021年9月15日(水)
『健康寿命を延ばすビタミン足りていますか?』
⁄ 薬学部 教授 中川公恵

「心も体も健康に過ごしたい。」誰もがそうありたいと思っていることですね。その土台を支えているのは、日々の食事です。食事は、エネルギー源として必要だから摂取するだけではありません。食事には、私たちが健康に過ごすために必要なたくさんのビタミンやミネラルが含まれています。もし、ビタミンが足りないとどうなるか考えたことはありますか?ビタミンが不足すると、様々な体の異常が起こり、病気になってしまうのです。
最近では、健康志向の高まりから、健康食品や運動などに気を使う人が増えてきています。しかし、それでも年齢を問わず、ファストフードやインスタント食品、コンビニ弁当などを利用して、パパッと食事を済ませてしまう人も多いのではないでしょうか。みなさんは、自分が普段食べている食事の中に、どんな栄養素やビタミンが入っているのか、気にしたことはあるでしょうか?きっと、多くの人は食事のエネルギー量(カロリー)を気にしていると思います。もちろん、体を動かすエネルギー源となる糖質・脂質・タンパク質を食事から摂取することは重要です。この糖質・脂質・タンパク質は、三大栄養素と呼ばれ、私たちの体の中で燃焼して、エネルギーを生み出す大切な栄養素です。しかし、この三大栄養素だけでは私たちは「健康」にはなれません。私たちが「健康」であるためには、ビタミンが必要不可欠なのです。
ビタミンには、水に溶ける水溶性のビタミンが9種類(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンC)、油に溶ける脂溶性のビタミンが4種類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)あります。この13種のビタミンは、どれが不足しても体に不調が生じます。
これらのビタミンの中で、健康寿命を延ばすのに必要不可欠なビタミンがあります。それは、子供の発育や成長だけでなく、大人が健康で長生きするために必須のビタミンである「ビタミンD」です。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨を作るために必要なビタミンです。しかし、驚くことに世代を問わず、なんと日本人の8割以上が不足か欠乏の状態であるといわれています。ビタミンDが不足すると、子供では骨の形成異常が起こり、大人や高齢者では骨粗鬆症や骨折のリスクが増大します。いずれの年齢の人においても、ビタミンDは必要なビタミンなのです。さらに最近では、ビタミンDが免疫力を高めることで、感染症に対して予防効果を示すことから、感染症予防の点でもビタミンD栄養が注目されています。
今回の展示では、知っているようで知らないビタミンのお話や健康に長生きするために必要なビタミンDのことをわかりやすく学んでいただき、さらに、ご自身の健康状態を様々な測定機器を使ってチェックしていただきます。また、展示では、ご自身の健康状態に合わせた食事がわかるビタミンレシピもご提案します。
ぜひ展示をご覧いただき、ビタミンの大切さを知り、日々の食事からビタミン生活を実践していただきたいと思います。