フロントラインフロントライン

さまざまな挑戦をしたことが成長につながり、視野も広がった

荒木さんが参加した「日本文化体験ワークショップ」。 留学生と一緒にちぎり絵でのうちわ作りにチャレンジ
コロナ禍の間に取り組んだことを教えてください。

荒木:学部時代にイギリス留学を経験し、留学生との交流も好きだったので、国際交流関係のイベントや企画を探して参加するようにしていました。最初に参加したのが、フランスの協定校で日本語を学んでいる学生とオンラインで交流する2日間のイベントです。司会を担当させてもらい、フランスにも行ったことがあったので、そのときの経験を共有できたのはうれしかったです。
先生から勧めていただき、夏には英語による経営学のオンラインコースにも参加しました。10日間の時間を割くのは大変でしたが、やらなかった後悔をするのは嫌だと思って。レベルが高くとても難しかったですが、いい経験になりました。

小野:私は、まねき食品と阪神百貨店とコラボし、おせちを開発して販売するというプロジェクトに参加しました。若者のおせち離れを食い止めるための企画で、自分自身、おせちを食べる習慣がなかったため、コンセプトに合ったおせちができるのではと考えました。参加したのは栄養学部3年次生の6人。テーマを「春夏秋冬」に決め、春をイメージしたピンクの食品や夏らしいグリーンの食品などを入れ、SNS映えするように工夫したところ、評判も良くてうれしかったです。

「旬華笑燈(しゅんかしゅうとう)」と命名したオリジナルおせちのお披露目会。小野さんは夏のお重を紹介
チャレンジしてみていかがでしたか?

小野:企業の上層部の方々を前にパワーポイントを使って発表をしたり、テレビや新聞などのインタビューに答えたりする場面もあって緊張しましたが、おかげで人前に出て発言する力がつきました。このプロジェクトをきっかけに食品会社の商品開発にも興味がわき、就職活動の視野が広がりました。

小西:僕はコロナ禍でできることが限られてくると、これまで避けていた課題にも向き合うようになりました。ただ時間を無駄にするのはもったいないので、自分に実力がつくようなことだったり、自分のためになる資格の勉強をしたりしました。勉強だけじゃなく、体力づくりや趣味を突き詰める時間に充てるなどして、なるべく有意義に過ごせるよう心がけました。

小西さん
これまでにどんな資格をとられましたか?

小西:秘書検定、P検定(ICTプロフィシエンシー検定)、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)、FP(ファイナンシャル・プランナー)などです。少し感染状況が落ち着いて資格の講座が再開したので、志望しているアパレル系で役立ちそうな色彩検定やリテールマーケティング検定を受ける予定です。さらには学外でカラーコーディネーターの資格も取ろうと思っています。

伊達:僕はピア・サポートの活動として、「生活支援プロジェクト」を行っていました。たとえばコンビニで廃棄予定の商品、生活必需品を無償でご提供いただき、袋詰めして一つ100円で学生に提供するといった活動です。集まったお金は、「あしなが育英会」に寄付しました。ほかにも食品メーカーの協力などを得て、賞味期限の近いインスタント食品を学生に無料で配布しました。そういった企画の告知や大学からのお知らせが学生みんなに届くよう、わかりやすい発信をツイッターでも頻繁にしていた成果もあり、学長からもお褒めの言葉をいただきました。

伊達さんらピア・サポートのメンバーがスタッフを務めた「生活支援プロジェクト」。生活必需品を1セット100円で提供
これまでとは違う活動が多かったのですね。

伊達:以前は楽しむための企画が多かったのですが、現在は、コロナ禍の大学生活を支える取り組みがメインになっています。学生からの相談も、友だちのつくり方や履修の相談、課外活動の参加方法などが、多く寄せられました。新入生オリエンテーションに参加できなかった学生もいたので、不安も大きかったと思います。少しでも力になれればと思いながら活動していました。社会人の方々と連携することも多かったので、自分自身の成長にもつながっています。

フロントライン 一覧